広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2013/04/28
複雑な問題を打ち砕く十字架の赦し

 Uコリント人への手紙 5章17節


「だれでもキリストのうちにあるなら、
 その人は新しく造られた者です。
 古いものは過ぎ去って、
 見よ、すべてが新しくなりました。」

 先週に続き、工事のことで申し訳ありませんが、教会後ろに置いてある物置がだいぶ古くなり、雨漏りがするために、更新することにしました。費用もかかるので、工場から取り寄せ、自分たちで組み立てることにしました。しかし、そのためには古い物置を解体しなければなりません。ところが古い物置の下の部分は相当さびていて、一部は朽ちています。そうなるとビスやネジはほとんど回りません。最初はその部分は鉄鋸で切り取ることにしました。しかし、何十もあるビスを全部切り取るのは大変な作業になってしまいました。また、腕も疲れて動かなくなってきました。
 そこで奥の手で、大ハンマー(5kgぐらい)で叩き壊すことにしました。大ハンマーの威力はすさまじく(大きな音が出て、ご近所に迷惑をかけましたが・・・)、ビスやネジは吹っ飛び、何度か繰り返すうちに、ついに解体でき、新しい物置を設置できました。

 そして、これは人生も同じだと思いました。問題が起き何とか解決したいと全力を尽くします。しかし、多くの問題は急に起こったことではなく、長い間のいろいろな要素が複雑に絡み合っています。特に憎しみや怒りが残っていると、なかなか新しい出発ができません。そこに、イエス様の十字架の赦しと力と恵みがどうしても必要です。「しかし私たちがまだ罪びとであったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。(ローマ人への手紙5:8)」の、みことばは偉大です。

     
(文=松本俊雄 牧師)


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