広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2013/03/03
怒りの回数を記録する

 ヤコブの手紙 2章 19‐20節


「しかし、だれでも、聞くには早く、
 語るには遅く、怒るには遅いようにしなさい。
 人の怒りは、神の義を実現するものではありません。」

 2月13日(水)から始まった、レント(受難節)も3週間が経ち、3月31日(日)のイースターまで、約半分が過ぎました。例年この時期は、教会も保育園も年度の変わり目で、忙しくしているうちに、イースターになってしまいます。それではまずいので、主イエス様の苦しみを少しでも覚えるために、今年は何か小さな犠牲を払うことにしました。そして、目に見える形にすると、他の人のつまずき(信仰は行いなのかと思われてはまずいので)にならないように、自分の心の問題に取り組みました。それで「何があっても腹を立てない(怒らない)」ようにしようと決めました。ところが、これが本当に難しく、決めたその日に何回も怒っている自分に気づかされました。(もちろん心の中ですが・・・)

 それで、これは目標が高すぎたかなと思い、やめようと思いました。しかし、導かれて決めたのを途中でやめるのも不信仰な気がしました。そこで作戦を変更し、以前テレビで記録ダイエット(毎日食べた物を記録するだけで、いつの間にか食べる物をよく考えるようになり、減量に成功する)という番組を見たのを思い出し、その日に怒った回数を必ず記録するようにしました。そうすると、記録しながらもう一度、その場面を思い起こし、よく考えると、怒る必要もなかったことがしばしば示され、ずいぶん怒る回数が減ってきたようです。あと3週間続けて、上記のみことばに、少しでも近づけたいと願っています。

     
(文=松本俊雄 牧師)


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