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2013/02/10 眠っている間の神の奇跡 詩篇 127篇 2節 「あなたがたが早く起きるのも、 遅く休むのも、辛苦の糧を食べるのも、 それはむなしい。 主はその愛する者には、眠っている間に、 このように備えてくださる。」 1月12日(土)のデイリーブレッドのコメントに「神が私たちの睡眠時間中にして下さることは、まさに奇跡です。私たちは何もしていないのに、神は私たちのエネルギーを補給し、細胞を修復したり、再生したり、脳内の情報を整理させくださいます。」という文がありました。私は以前、ひどい不眠症でしたので、「睡眠」については、畏敬の思いを持っていますが、こんな素晴らしい恵みがあったのかと改めて知りました。そして、この考え方は、信仰生活において大切な「ゆだねる」ことについても当てはまるような気がしました。 毎日の信仰生活の中で、あらゆる方法が閉ざされ、本当に行き詰ることがあります。 それでも、何とかしなければ、ますます焦り、消耗して行くことがあります。心の中では「こんな時こそ、ゆだねなければ」と思いますが、別の心のどこかからは、「何もしなければ、何も変わらないのでは・・・」という思いが湧いて来ます。 そんな時、「今は、私は何もできないが、神が働いておられる」と考える事ができるなら、本当に幸いだと思います。少なくとも無駄な消耗をしなくて済みます。そして、その分効果のある事に時間と労力を使うことができます。「ゆだねる」なら、神が働いて下さることを信じて、焦らないで、今できることに最善を尽くしたいと願っています。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |