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2013/01/20 自分が人生にすべると、他の人が迷惑 詩篇 73篇 1−3節 「まことに神は、イスラエルに、心のきよい人たちに、 いつくしみ深い。しかし、私自身は、 この足がたわみそうで、 私の歩みは、すべるばかりだった。 それは、私が誇り高ぶる者をねたみ、 悪者の栄えを見たからである。」 14日(月・成人の日)の大雪には本当にびっくりしました。ある程度予想はしていたにも関わらず、実際起こると、どうにもならない状態に陥ってしまうものだと、つくづく思わされました。教会の前は少し坂になっています。そのため、時々下の三和方面から来る車で、教会の少し手前からスリップして、動けなくなる車を見かけます。一台でも動けない車が出ると、道路を封鎖することになりますから、後続車が次々に止まってしまいます。そこで、動けなくなった車の後ろの方々が車から降りてきて押し、道路脇に動かさなければならなくなります。 この光景が何とも言えない光景です。動けなくなった車の運転者は、自分の見通しの甘さや判断の誤りから動けなくなってしまいますが、暖かい車の中でハンドルを持っています。しかし、その車を動かすために、他の人々が寒さの中で手を凍らせながらその人の車を押すことになります。 この光景を見ながら、上記の御言葉を思い出しました。そして自分が人生にすべると、それは自分だけの問題でなく、他の人々の人生にもこんなに迷惑をかけてしまうのか(かけていたのか)と初めて深く示されました。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |