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2013/01/13 試練の時こそ山を見上げよう 詩篇 121篇 1−2節 「私は山に向かって目を上げる。 私の助けは、どこから来るのだろうか。 私の助けは、天地を造られた主から来る。 主はあなたの足をよろけさせず、 あなたを守る方は、まどろむこともない。」 毎日寒いが続き、日本海側や北海道では大雪のニュースが届いています。しかし、太平洋側、特に関東地方は晴天が続き、空がどこまでも澄み切っています。つきみ野の自宅マンションの玄関を出ると朝夕は丹沢連峰が、空気が澄みきっている分、大きく、またくっきりと見えます。その上に少し真っ白な富士山が見えます。その度に上記の「私は山に向かって目を上げる・・・」の御言葉を思い出し、その度に大変励まされています。なぜ励まされるのでしょうか? それはたぶん、私の心のどこかに、「もっと自分が頑張らなければならない、自分がなんとかしなければ誰も助けてくれない」という神不在の自己中心の思いがあり、その結果疲れ果てた自分があるからだと思います。たしかに、自分にできることは頑張らなければならないと思います。しかし、人間には限界があります。疲れ果てる時があります。それを素直に認めて神様を見上げ、できることに全力を尽くし、それ以上は神様にゆだねるようにしなければならないと思います。 そのためには、自分から目を山に向け、それを造られた神様を見上げなければと思いました。「天地を造られた主が、私をも助け、守ってくださる」。遠いどこかの世界ではなく、今日一日、生きる力を神様からいただきたいと切に願います。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |