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2013/01/06 夕方にも種を蒔くのが信仰 伝道者の書 11章 6節 「朝のうちにあなたの種を蒔け。 夕方にも手を放してはいけない。 あなたは、あれか、これか、どこで成功するか、 知らないからだ。 二つとも同じようにうまくいくかもわからない。」 新しきイエス・キリスト様の2013年が始まりましたが、お一人お一人、それぞれの願いを持って迎えられたと思います。しかし、私個人としては、なかなかいろいろなことに気が散り、新しい気持ちで新年を迎えることができませんでした。12月27日(木)〜28日(金)にかけて例年のように年賀状を書きましたが、本年のお礼と新年の挨拶の言葉に、何かしらじらしさを感じてしまい、こんな状態で書くのは相手に申し訳ない気持ちになりました。 人は朝のうち(可能性や収穫が期待できる時)に種を蒔くことはできると思います。しかし、夕方にも(可能性がなく収穫も期待できない時)同じように蒔き続けるのは、なかなか難しいことだと思います。それでも蒔き続けることは、この世的には愚かで無意味で、周りの人々から批判されることもあります。 しかし、聖書の御言葉は、はっきりと「夕方にも手を放してはいけない」と教えています。そして、この御言葉を読みながら、「今、自分は神様に試されているなぁ」と強く示されました。ここで種まきを止めたら、永久に収穫はありません。「収穫が期待できないから蒔かない」としたら、御言葉に対して不信仰になります。「収穫が期待できなくても」御言葉を信じて、蒔き続ける人になりたいです。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |