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2012/12/23 (クリスマス礼拝) 急ぐ必要がないのに ローマ人への手紙 12章 2節 「この世と調子を合わせてはいけません。 いや、むしろ、神のみこころは何か、 すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、 完全であるかをわきまえ知るために、 心の一新によって自分を変えなさい。」 交通事故を起こした反省として、できるだけ車の運転を自粛しています。その結果、電車やバスに乗る機会が多くなりました。 普段、私はどこに行くのにも、時間には余裕を持って出かけるようにしています。ですから、そんなに急ぐ必要はないはずなのですが、朝など、ハッと気がつくと他の方々に合わせて、駅の改札や階段を急いで走っている自分の姿があります。そしてこのことは、自分の信仰にもそのまま当てはまるのではないかと、強く示されました。 私たちは日頃、激しい競争社会に生きています。そして、自然とその習性が身についてしまったのでしょうか?信仰を持った時、これで人と比べなくてすむと心から感謝しました。そして、いつも人の前ではなく、神の前にどう生きるかを考えているつもりです。しかし、私の現実は、その思いとはかけ離れて人と比べて、「人よりも先に、少しでも多く」という競争の世界に生きて、神の国から遠い者であることを認めざるを得ません。 しかし、考えてみればそんな私ですから、救い主イエス様が私の罪の身代わりになるためにこの世に来て下さったのだと心底から思わされます。「自分の罪を認めて(自分の努力や力では神の国に入れないことを認めて)悔い改め、主イエス・キリストを信じるだけで救われる」ことは本当に素晴らしいと思います。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |