広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2012/12/16
人生の目的

ピリピ人への手紙 3章 10−11節


「私は、キリストとその復活の力を知り、
 またキリストの苦しみにあずかることも知って、
 キリストの死と同じ状態になり、
 どうにかして、死者の中からの復活に達したいのです。」

 11月28日(水)のデイリーブレッドのコメントに「使徒パウロの人生において、キリストを追い求めることが彼を動かす原動力だったのです。彼の目標は『私は、キリストとその復活の力を知り、またキリストの苦しみにあずかることも知って、キリストの死と同じ状態に』なることです」という言葉がありました。日々復活の新しいいのちに生きることは、キリスト者最大の目標ですが、現実はその逆で、自己中心の思いと罪に沈んでしまう日を過ごしてしまいます。その解決はどこにあるのでしょうか?

 みことばにあるように、復活に到るためには、その前に「キリストの苦しみにあずかること」と、「キリストの死と同じ状態になる」必要があります。つまり、試練や困難を甘んじて受け、従順を学び、喜んでみこころを選び取れる者に変えられる必要があります。
 そう考えると、自分の毎日の関心事が自分を喜ばすことと、この世のことばかりになっているとつくづく気づかされます。アドベント(待降節)も三週目になりました。教会ではクリスマス集会の準備が進められ、また保育園でもアドベント集会を毎週行って毎日ついあわただしく過ごしてしまいます。そうなると、つい自分の思い、計画が優先してしまいます。こんな時こそ自分を捨て、キリストの死と同じ状態になれる機会として、復活の信仰を求め続けたいと願っています。

     
(文=松本俊雄 牧師)


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