広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2012/10/07
害虫を取り除かなければ実はならない

へブル人への手紙 12章 15節


「あなたがたはよく監督して、
 だれも神の恵みから落ちる者がないように、
 また、苦い根が芽を出して悩ましたり、
 これによって多くの人が
 汚されたりすることのないように、……」

 10月になり、教会のミカンの木に今年は実が6個生り、だいぶ大きくなりました。このミカンの木は10年ほど前に、小学校の教員をしている頃、理科の授業でアゲハチョウの幼虫を教室で飼うために植えたものです。植えた次の年に実が2個生りました。それで次の年も、もっと多くの実が生るだろうと期待していましたが、1個も生りませんでした。そして、2年ぐらい前に1個生りましたが、昨年は1個も生りませんでした。どうしたのだろうと詳しく観察してみると、どうも葉に元気がなく、枝先の葉は丸まっています。そこで、丸くなった中を開いてみると、びっしりアブラムシがついていました。

 そこで早速、花壇用の殺虫剤を買ってきて、散布しました。その結果、今年は葉も元気になり、花も沢山咲き、今、実が6個少しずつ大きくなっています。アブラムシは本当に小さな虫で、色も葉と同じ緑色で、よく見ないとなかなか気がつきません。しかし、こんな小さな虫が、実が付くのを邪魔していたのかとびっくりしました。上記の御言葉に、「苦い根」という言葉がありますが、自分で気が付かないうちに、いつの間にか芽を出し、成長し、せっかくの養分を吸い取られ、大事な実をつけるのを妨げているかもしれません。自己点検をして、見つけたらすぐに取り除かなければと思いました。
     
(文=松本俊雄 牧師)


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