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2012/09/30 私にも応援者がいる感謝 へブル人への手紙 12章 1節 「こういうわけで、多くの証人たちが、 雲のように私たちを取り巻いているのですから、 私たちも、いっさいの重荷とまつわりつく罪を捨てて、 私たちの前に置かれている競争を 忍耐をもって走り続けようではありませんか。」 保育園の運動会も近づき、練習にも一段と力が入ってきました。保育園ではのぼり棒に力をいれています。自分の手で自分の体を支えることは、すべての運動の基盤になると考えているからです。なかなか登れない子は、夕方の自由遊びの時、園庭の真ん中にのぼり棒を持ち出して、個別練習が行われます。その時は、園庭にいる子ども達も、先生方もみんなが、「ガンバレ!ガンバレ!」と声援を送る事になります。さあ、そうなると苦手な子ども達も、その大声援に後押しをされて、ほとんどの子がいつの間にか頂上に登れるようです。 私は、この光景を見ながら、上記の「多くの証人たちが雲のように私たちを取り巻いている」の御言葉を思い出しました。この日本の国で、ほとんどのキリスト者はいつ果てるかもしれない、無援で孤独な戦いをしています。この世での報いは望まないと思っていながらも、何も変わらないような現実に飲み込まれてしまいそうになります。そんな時に、おこがましい気もしますが、いにしえの先輩信仰者の労苦や困難を覚えることは、大変力づけられます。今まで「走り続ける」ためには、「ただ忍耐だけ」だといつも思っていました。しかし、最近はその「忍耐」も限界を覚えるようになりました。そんな時、自分にも応援者がいると信じられることは本当に幸いだと思わされています。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |