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| 2012/09/16 信仰のメンテナンス 詩篇 １２７篇 １節 「主が家を建てるのでなければ、 建てる者の働きはむなしい。 主が町を守るのでなければ、 守る者の見張りはむなしい。」 会堂の修理工事も、外側のクラック部分を削り取り、コーキング剤を入念に塗りこみ、その上に4回の塗装を行い、雨漏り対策を終了しました。次は内側にボードを張り、クロス作業で完成するところまで来ました。暑い中、黒滝先生のお働きに心から感謝しています。続けて最後まで守られますようお祈りください。今回、この作業を手伝いながら、現場の経験が長い先生から建物のメンテナンスについて、いろいろなことを教えていただきました。 その中で、建物（主に木造の場合）は何と言っても設計と使用する材料が大事であるということは言うまでもありませんが、現実には完全なものはないわけですから、メンテナンスが本当に大事であることがよくわかりました。最初から計画や予算を明確に立て、それを忠実に実行しなければならないのです。私自身、今までローンを少しでも早く返済したいという思いが強く、メンテナンスのことはあまり真剣に考えていませんでした。反省しなければと思いました。 そして、このことは、信仰においても同じだと思いました。私たちの信仰は、それぞれ完全な信仰は（日々完全になりたいと願っていますが）ないと思います。いつか、どこかで不具合やゆがみが出てきます。大切なのはそのことに早く気が付いて、修復することです。もちろんそのためには、費用も労力（犠牲）も必要ですが、全体がダメになるより幸いだと思います。工事をしながら、自分の信仰も修復しなければと強く示されています。 （文＝松本俊雄 牧師） バックナンバーはこちらから |