広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2012/08/12
心の弱さを受け入れる

箴言 24章 10節


「もしあなたが苦難の日に気落ちしたら、
 あなたの力は弱い。」

 猛暑の日々が続いています。私自身は冬の寒さと夏の暑さでは、どちらかと言うと夏の暑さの方が好きな(何となく明るくて開放的で)季節です。しかし、ここ2−3年は毎年夏になると、胃腸を壊し、それが食欲不振⇒体力の衰え⇒意欲の衰退、と悪循環に陥ってしまいます。そこで、今年はそうならない前に早めに対策しようと、近くのクリニックに行って事情をよく話して医師に相談しました。そうしましたら、クリニックも8月15日(水)から長期の夏休みに入るということで、その時の症状に合わせて飲むように沢山の胃や腸の薬を出してくださいました。そして、薬局でその薬をもらい家に帰りましたら、その薬を見ただけで何となく不調が改善されたような気になってしまいました。

 それは、もう胃の痛みに苦しまなくて済むという嬉しさの反面、私の胃痛はこんなにも精神的なものだったのかと、自分の心の弱さを改めて示されました。今まで、胃の薬を飲むたびに、もう少し強い信仰と精神力があれば、薬なんかいらないのではないか?と何となく罪悪感を持っていました。しかし、よく考えるとこの考え方自体に自分の弱さを受け入れられない、「高ぶり」があったのではないかと示されました。比較してはおこがましいですが、パウロは「それを甘んじています(Uコリント12:24)」と言いました。今年の夏は「薬がある」ことを感謝して、乗り切りたいと思いました。

     
(文=松本俊雄 牧師)


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