広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
    2012/06/24
             31年目の真実

      マタイの福音書 13章 44節
       「天の御国は、畑に隠された宝のようなものです。人はその宝を見つけると
        それを隠しておいて、大喜びで帰り、持ち物を全部売り払ってその畑を買います。」


        19歳まで、神なんかいるがずがないと深く信じていたのに、聖書に出会い、神を信じて生き
       ようと決心しました。それから聖書を学ぶにつれ、みことばは真に「畑に隠されていた宝だ」と
       思いました。それから15年経って伝道者に導かれ、家内とこの町田の地で伝道を始めました。そ
       動機の一つは、「こんなに素晴らしい宝を一人占めするのは申し訳ない」という思いです。それ
       から、あっという間に31年が経ち、私の働きももう少しになりましたが、この思いは今も同じで
       す。31年間、感謝とともに、その反対に感謝や喜ぶことができないことも多々ありましたが、
       「畑に隠された宝を発見した喜び」はどんな時も消えることがありませんでした。もともと何事
       にも飽きっぽい性格の私が、伝道を始めて31年間も変わらない喜びをどうして持ち続けることが
       できたのか、自分でも不思議な気がしますが、「畑に隠された宝」に真実があったからだと思い
       ます。


        教会も31年目を迎え、感謝とともに、これからの将来を考えると、不安がないわけではあり
       ません。しかし、神は真におられ、みことばも真実ですから、何が起き、どのようになっても、
       「畑に隠された宝」がある限り、喜びがなくなることはありません。そして、人間は不安より喜
       びが大きければ前進できます。本当に幸いなことだと思います。
     
      (文=松本俊雄 牧師)


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