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2012/04/08 幼子の知恵はどこから来るのか? 詩篇 8章2〜5節(抜粋) 「あなたは幼子と乳飲み子たちの口によって、 力を打ち建てられました。…あなたは、人を、 神よりいくらか劣るものとし、これに栄光と 誉れの冠をかぶらせました。」 今年度も町田わかくさ保育園(当教会牧師が理事長として関わる保育園)では、0歳児15名、 1歳児10名、また第二若草保育園では、1歳児10名の新しい子どもたちを迎えて、新年度がスタ ートしました。4月の保育園は、この新しい子ども達が保育園に慣れるまでの間(だいたい5月半 ばまで)、子どもたちにもよりますが、泣き声であふれています。担当になった保育士は背中に おんぶし、前に抱え、さらに1人〜2人の手を引きながら対応にあけくれます。 先週、第二保育園の方でこんな光景を見ました。新しく入った1歳児が、早く家に帰りたいの か、何度連れ戻しても、入り口のドアの所に行ってしまいます。何回か連れ戻されて遊ぼうとし ますが、涙があとから、あとから出てきて泣きじゃくります。そのうち、なんと自分のロッカー の所に行き、自分の荷物とお母さんが置いて行ったおんぶ紐を持って、入口のドアのところに行 くではありませんか。 言葉もまだ話すことができない子どもが、誰も教えてもいないのに、こんなことまで考えるの かと、本当にびっくりしました。 また、それと同時に、神様はこんなに賢く知恵があり、感情豊かな子どもを造られたのかと思 うと、畏れを感じました。さらに、そんな子ども達を預かり、保育しているのかと思うと、責任 の大きさを改めて感じました。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |