Apple、Appleロゴ、Mac、Macintosh、およびMacロゴは、
Apple Computer,Inc.の米国およびそのほかの国における登録商標です。

Mac関連ニュース
MacOS 9
関連情報
MacOS X
関連情報
Macハード
関連情報
ADSL関連
このサイト
について
リンク
メールは
こちらから

ADSL導入レポート

フレッツADSL申し込み

 私の住んでいる地域が2001年02月01日よりフレッツADSLサービス提供エリアになったので、早速NTTのホームページより申し込みをしました。しかし、約1週間経っても何の連絡も無いので仕方なく116番に電話をかけて申し込みを再度行いました。申し込みの際、私が使用しているISDNライトはADSLに変更できる権利がないと言われ、何か納得がいかなかったのですが、早くADSLを試してみたかったのですでにある別のアナログ回線の方でADSL変更の手続きをしました。ADSL開通工事が申し込み日から8日後の2月15日に決定し、申込日から4、5日後に「フレッツ接続ツール」などを含む資料が送られてきました。工事はユーザが自分で行うことができるのですが、私の場合はホームテレフォンやFAXなどいろいろ回線が分岐されていて、ややこしいので工事はNTTにまかせました。申し込み時に自分で工事を行うようにすると、資料と共にADSLモデムも送られてくるはずです。

送付されてくる資料ー主な資料

  • 「フレッツADSL」のご利用にあたってーフレッツADSLサービス案内です。読んでて気になったこと
    • ユーザの要望により回線調整を行うことができるが、一定の伝送速度を保証するものではなく、速度が向上しなくても工事費は自己負担。
    • フレッツADSLはPPPoEプロトコルを使用し、NTTが提供するPPPoEソフト以外のユーザ自身で準備したPPPoEソフトを使用してもいい。
    • 接続中にユーザの端末の異常終了(フリーズ等)のため、正規の通信切断処理を行えなかった場合、約30分間ほど繋がらなくなる。ーう〜ん、仕方ないか・・・・
  • 「フレッツ接続ツールセットアップガイド」(CD-ROM付)ーフレッツ接続ツールのインストール方法やパソコン側の設定方法が書かれています。CD-ROMの方にはMac,Windows,Linux用のソフトが準備されています。
  • ユーザID一覧
  • ユーザ自身で工事を行う場合の接続方法ー自分で工事を行う申し込みをされた人用で工事の仕方が書かれています。(簡単に)

ADSLモデムとMacとの接続

 MacとADSLモデムは10BASE-Tのストレートケーブルを使用します。ケーブルは自分で用意しないといけないので準備しておいてください。それとモデム側にリバーススイッチがある場合はスイッチの設定をモデムに添付されているマニュアルをよく見て設定してください。

フレッツ接続ツールのインストールと設定

 CD-ROM内の「Mac」フォルダににある「FLET'S.SIT」圧縮ファイルをデスクトップ上にコピーして、解凍してください。「Aladdin Stuffit Expander」がインストールされていれば圧縮ファイルをダブルクリックすると解凍されます。解凍が終わると「FLET'S」フォルダが作成されますので、フォルダ内の「フレッツ接続ツール」をダブルクリックして起動してください。後は指示に従ってインストール作業を進めていけばいいのですが、最後にユーザIDとパスワードを入れないといけないのであらかじめ準備しておいた方がインストール作業がスムーズに進みます。

  • ユーザID:自分のプロバイダより提供されている接続用ユーザIDとISP識別子。プロバイダによってパターンが違うので送付資料のユーザID一覧を参照してください。
  • パスワード:自分のプロバイダより提供されている接続用パスワード

インストール終了後、再起動してコントロールパネルの「TCP/IP」の設定をする必要があります。またインストールされるファイルは以下の様になっています。

インストールされるファイル
機能拡張フォルダ: Internet Config Extension
NTS Logging Extension
NTS Communications Extension
コントロールバー項目: フレッツ接続ツール ストリップ
作業環境マネージャモジュール: フレッツ接続ツール スイッチ
フレッツ接続ツールフォルダ内: フレッツ接続ツールアプリケーション
User Guide.htmlーユーザガイド
など

ここで気をつけるのは「Internet Config Extension」です。これはMacOS 9日本語版では機能拡張フォルダ内に「インターネット設定機能拡張」という名前で「Internet Config Extension」と同じ機能の機能拡張ファイルがあります。コンフリクトの可能性があるので「Internet Config Extension」は使用停止あるいは捨てましょう。

「TCP/IP」の設定

設定箇所

  • 経由先:ポップアップメニューから「フレッツ接続ツール」を選択
  • 接続方法:ポップアップメニューから「PPPサーバを参照」を選択
  • ネームサーバアドレス:プロバイダより提供されているアドレスをいれる。例「xxx.xxx.xxx.xxx」という並びの数字
  • 検索ドメイン:プロバイダより提供されている検索ドメイン名をいれる。例プロバイダ名.ne.jp など

フレッツ接続ツールの起動と設定

インストールされた「フレッツ接続ツール」フォルダ内の「フレッツ接続ツール」をダブルクリックして起動すると、以下の様になります。

設定箇所:

  • 経由で接続:ポップアップメニューから「Ethernet」を選択。
  • ユーザ名とパスワードはインストール作業終了時に入れたものと同じものを再度入力。

接続ボタン(上手では切断になっていますが、これはすでに接続が確立しているからです)をクリックすると一瞬で接続できます。接続すると「Welcome」といって音で知らせてくれます。「Info」ボタンを押すと上手の左のステータスウィンドウがでてきて、現在の状況を見ることができます。

注意:

  1. フレッツ接続ツールはスリープモードをサポートしていないので、コントロールパネルの「省エネルギー設定」でスリープしないようにしてください。
  2. フレッツ接続ツールは自動接続、自動再接続する機能がないので、Macからエラーメッセージがでても対処できません。エラーメッセージがでても気にしないようにしましょう。

ADSLの速度

 ADSLの速度は環境や相手側のサーバによって大きく変わるので参考程度にしてください。使ってまだ1日ほどですが、今のところ最高で130KB/sでの通信が可能になっています。