【SP(スペシャリティー)】 ジャッジの名前の横に「LH」や「SH」と書いてある場合、ジャッジはその スペシャリティーだけを審査します。 「LH/SH」もしくは「SP」と書いてある場合は、両方のスペシャリティーを審査します。 ファイナルでは、LHのベスト10、SHのベスト10がそれぞれ選ばれます。 <SH(ショートヘアー・スペシャリティー)> 短毛種。(アビシニアン、アメショー、ロシアンetc...) スコティッシュホールドのロングヘアーやソマリ等もSHです。 <LH(ロングヘアー・スペシャリティー)> 長毛種。(ペルシャ、メインクーンetc...) エキゾチックやアメリカンカールのショートヘアーもLHです。 【AB(オールブリード)】 ジャッジの名前の横に「AB」と書いてある場合、そのジャッジはLH・SHすべての猫種を審査します。 そして各クラスのファイナルで、全猫種の中からベスト10を選びます。 全猫種なのでファイナルに残るのは大変な事です(^^; ※ハウスホールドペットでは、ABやスペシャリティーの区別がなく、どのリング でも全てのハウスホールドを対象に審査され、ファイナルが行われます。 ただし、審査は2日間で8リングまでですので、8リング以上あるショーでは ハウスホールドの審査が行われないリングもあります。 【出陳猫のプロフィール(?)】 カタログにはエントリーされた猫の詳細が書かれています。 詳細といっても性格や好物が書いてあるわけではありません(笑) CFAに登録されている事項が書かれています。 記載順はだいたい下記の通りです。 猫名 (カラー) CFAナンバー、生年月日、年齢(○歳/○ヶ月) 父猫名(sr) 母猫名(dm) ブリーダー名(br) オーナー名(ow) 代理出陳者名(ag) 【猫のタイトル(賞暦)】 両親猫の名前の頭に、その猫のタイトルが付いている事があります。 このタイトルは、猫の血統書でも見た事があるかと思います。 主にチャンピオンシップの猫のタイトルについて説明します。 <CH・チャンピオン> オープンクラスで4人以上のジャッジからウィナースリボンを 計6本もらい、それを正式に申請された猫。 キツンにはありません。 プレミアシップでは<PR・プレミア>と表示されます。 <GC・グランドチャンピオン> CHタイトルを持つ猫のべ200頭以上に勝った猫。 3人以上のジャッジに、ファイナル10位以上もしくはサードベストチャンピ オン以上に選ばれなくてはならない。 プレミアシップでは<GP・グランドプレミア>と表示され、75頭のPRに 勝つとなれる。 <RW・リジョナル・ウィナー> 世界の各リジョン(日本は第8リジョンです)で、1シーズンに出陳された 全猫種中、キツン25位、チャンピオンシップ25位、プレミアシップ25位、 ハウスホールドペット10位以上の成績を修めた猫。 (2003-2004年度までは、キツン・プレミアとも20位以内までの猫) キツンはショーに出られる期間が4ヶ月しかないので、その間にショーの 開催数が少なかったり、出陳数が少ないとポイントが集まらないので 素晴らしい子猫であっても獲得は難しいのです。 <BW・ブリード・ウィナー> 全リジョン(世界)のCFAキャットショーで、1シーズンに出陳された各猫種 の第1位になった猫。各猫種別で世界第1位って事ですね。 <NW・ナショナル・ウィナー> 全リジョンのCFAキャットショーで、1シーズンに出陳された猫の総合 25位以上の成績を修めた猫。CFAの最高タイトルです。 <DM・ディスティングイッシュド・メリット> このタイトルだけ猫名の最後に書かれています。 GCまたはDMを15頭以上生み出した父猫、GCまたはDMを5頭以上 生んだ母猫に与えられます。 このタイトルが付いた親からは、素晴らしくタイプの良い子猫が生まれる 可能性が高いってことですね。 |