ショーカタログを見てみましょう

 
受付でショーカタログが販売されています。カタログといっても出陳される猫の写真が 載っているわけではなく、ジャッジの名前、ショースケジュール表、順位記入表、 各クラス別の出陳猫の名前、キャッテリーやメーカーの広告などが記載されています。
目録って言った方がピッタリくるかも(笑)
ここではカタログ内の用語やタイトルの意味などを少し説明してみます。
とても全部は説明できませんので(参加したことない部門は解らないの…)、
詳しい事を知りたい方はCFAサイト等で調べるか、ショー会場などで売られている 「ショールール」の冊子を買ってみてください。

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【リング】
一人のジャッジ(審査員)によって審査される競技場所のことです。
ボクシングみたいですね〜。ジャッジの数だけリングがあります。
そのリングごとに各クラスのファイナルを行い、ベスト10の猫が選ばれます。
ファイナルに選ばれた猫には大きなリボン(ロゼット)がもらえます。
1日に4リング、2日間で8リングの審査があった場合、優秀な猫だと最高8個のロゼットがもらえるという事です。
(CFAでは2日間で8リングまでしか行われません)

【部門】
日本のキャットショーでは主に「キツン」「チャンピオンシップ」「プレミアシップ」
「ハウスホールドペット」の4部門で審査が行われます。

【カタログの記載順】
ショーカタログには「キツン」「チャンピオンシップ」「プレミアシップ」「ハウス ホールドペット」の順にエントリー猫が記載されています。
ハウスホールドペット以外は、長毛と短毛に分けられ、更に猫種別にアルファベットのAから記載されます。 例えば短毛は、アビシニアン、アメリカンショートヘアーという順番です。 ロシアンはRなので後のほうです。
更に同じ猫種の中でもカラー別に分けてから雄・雌で分けられます。
 チャンピオンシップとプレミアシップでは「オープン」「チャンピオン(プレミア)」 「グランドチャンピオン(グランドプレミア)」というクラス順に記載されます。
 各猫の名前の横には番号が書いてあり、その番号がショーでのエントリー
ナンバーとなります。
審査ケージに自分のエントリーナンバーが立てられたら、オーナーは猫を出しに行きます。

【キツン・クラス】
生後4ヶ月〜8ヶ月未満の純血猫の部門。
CFAナンバーがなくても出られますが、その場合アワードポイントが付きません。

【チャンピオンシップ】
※2011年よりルールが変わりました。以下の「オープン(OPN)」は以前のルールなので、また時間が出来たら修正します。 それまではCFAサイトでご確認ください。

生後8ヶ月以上で、CFAナンバーを持ち、避妊・去勢していない猫の部門。
チャンピオンシップにはオープン(OPN)・チャンピオン(CH)・グランドチャンピ
オン(GRC)の3つのクラスがあります。
各猫種内でこのクラス別にも順位が決められます。
 <オープン(OPN)>
   いわゆるデビュー戦みたいなもの。CHを目指しています。
   各ブリード(猫種のこと)の中のOPN同士で競い、ベスト(ウィナース)を
   4人以上のジャッジから6コもらえばCHになれます。
   自動的にはなれないので、これには申請が必要です。
   OPNクラスは、カラー・性別ごとに細かく分けられます。
   ロシアンのカラーはブルーしかないので、2日間のショーでは最大雄雌
   各1頭、計2頭しかCHになれません。
   アビシニアンだと4つのカラーがあるので、雄雌各1頭だと最大8頭が
   CHになれます。カラーが多い方が有利ですね(笑)
   ブリード内で同じカラー・同じ性別のOPNが他に1頭もいないときに出陳
   すれば、失格になったり申請ミスがなければ2日間(もしくは1日)の出陳
   でCHになれます。これを棚ぼたチャンピオンと呼んでます(笑)。
 <チャンピオン(CH)>
   OPNを経て、CHの申請が終わった猫。GRCを目指しています。
   紫色のリボンが付くとグランドポイントがもらえます。
 <グランドチャンピオン(GRC)>
   主にリジョナル・ウィナー(RW)、もしくはブリード部門で1〜3位を
   目指しています。

【プレミアシップ】
生後8ヶ月以上で、CFAナンバーを持ち、避妊・去勢した猫の部門。
これにも各猫種にオープン(OPN)・プレミア(PR)・グランドプレミア(GPR)の
3つのクラスがあります。

【ハウスホールドペット(HHP)】
生後4ヶ月以上の家庭猫。主に日本猫など混血猫が多いが、CFAナンバーを持っていなかったり、 スタンダードでは失格要件を持つ純血猫もこの部門に
出陳できます。 和気あいあいとした雰囲気で楽しい♪





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