【会場内での注意】
 猫が怯えますので、大声で騒いだりバタバタと走ったりしてはいけません。
  特に子供さんお連れの場合、かなり警戒の目で見られますから注意して
  下さいね。
  キャットショー会場では「子供だから」と大目に見てもらえません。
  注意する側も、される側も、気分の良いものではないです。
  大人しくできない時はお子さんと一旦会場の外へ出ましょう。

 会場内は禁煙です。喫煙は決められた場所で。

 会場内には派手やかなケージカバーがずらりと並び、独特の雰囲気を
  かもし出しています。初めてこれを見る人はビックリする(引く?)かも
  しれませんね(^^;) 私も最初は「うっわ〜〜(@_@;)」と思いましたが、
  これが見慣れると素敵に見えるようになるのです。不思議だ(笑)
  そんなカバー、つい中にいる猫を覗いてみたくなると思います。
  しかし、あえて猫から外が見えないようにカバーをしてあるという事は、
  その猫にとってそれが一番落ち着くとオーナーさんが判断してやっている
  事なのです。
  絶対に勝手に中を覗いたりしてはいけません。
  もし自分が部屋でくつろいでいる時、外から知らない人が覗いていたら
  怖いでしょ?それと同じことです。無断で写真を写すのもダメです。
  見たい時はオーナーさんにことわってから見せてもらって下さい。
  猫がナーバスになっていない限り、たいていのオーナーさんは快く見せて
  くれるでしょう。ただし、不用意に触らないようにネ。
  せっかくのグルーミングが台無しになってしまう場合がありますから。

 スムーズな進行のためにも、通路では猫を運んでいる人を最優先して
  道を開けて下さい。


【審査中の注意】
 ショー会場に来たからには美しい猫ちゃんの写真を撮ってみたいです
  よね? 審査中の猫の写真は自由に撮影しても良いと思います。
  しかし中にはレンズを怖がる子もいますから、オーナーさんからNGを
  出される事もあります。その時はご理解ください。
  特にロシアンブルーは神経質な子も多いので、フラッシュは絶対に使わ
  ないようにして下さい。

 オーナーは我が子の審査中は「シャーッって言わないだろうか」「綺麗に
  ハンドリングさせるだろうか」「ちゃんとマナー良くできるだろうか」などと
  緊張しています(多分)。その時に話し掛けられても、うわの空の返事しか
  されないかもしれませんが、お許しを。

 審査中のジャッジに話し掛けてはいけません。
  ジャッジが審査している時はもちろんのこと、猫の説明をしている時など
  は、おしゃべりせずに話を聞きましょう。とてもためになる話が多いですヨ。
  
 審査中に大きな声で猫の批評をするのはいけません。
  「もっと○○であれば」や「あの猫よりこの猫がいいと思う」など、本人は
  批判したつもりでなくとも、オーナーにとっては気分の良いものではありま
  せん。
  ジャッジの妨げにもなるので気をつけましょう。

 知り合いの猫ちゃんの審査中は応援したくなるでしょうが、大きな声を
  かけたり、オモチャを振り回したりしないで下さい。

 ファイナルでは拍手をして猫を称えると共に、場を盛り上げてくださいね。


【気に入った猫ちゃん発見!】
会場では色々な猫種のブリーダーさんと出会えます。
もしも子猫を迎えたいと思っているのであれば、ブリーダーさんから出産情報を聞く事ができます。
その場でいきなり「子猫ください!」と言うよりも、最初は条件や連絡先を聞く
などして、後から正式にお願いをした方がいいように思います。
現在譲渡先を募集している猫ちゃんがいたり、会場にフォーセールの猫を
連れてきている場合は別ですが、慎重なブリーダーさんはすぐには譲る約束をしてくれないかもしれません。
譲ってもらう側も、ブリーダーさんとよく話し合って決めてください。
ショーに参加されているブリーダーさんすべてがきちんとした環境で猫を繁殖されている、という保障はないのです。

 自分の猫の交配相手を探している人は、ここですぐにお相手を探すのは 少し難しいかもしれません。外交配はリスクが多く、初対面の人の猫との 交配が承諾される可能性は低いのです。(スタッドサービスを行っているキャッテリーなら お願いできるのかもしれません)。
しかし尋ねてみることによってブリーダーさんと意気投合してお友達になれるかもしれませんし、同じ猫種を持っている知人がいて、 同じようにお相手を探している場合など、紹介してもらえる事もあります。
いずれにしても繁殖をする場合は猫のスタンダードをはじめ多くの事を勉強し、リスクも考慮した上で、よく考えて行わなくてはいけません。





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