旅日記



 第二日 サイクリング

伝承園の外の自動販売機で水分補給し遠野駅までの帰りのサイクリング開始です。
たかむろ水光園福泉寺等、回って見たい所はありますが、遠野駅から離れる方向は残念ながらカットです。
観光案内所でもらったマップを見ながら走りました。伝承園前の国道から脇道に入るところだけちょっと迷いましたが、遠野ユースホステルを見つけてからは迷わず走ることができました。

全体マップはこれです。クリックしてダウンロードできますが、画像サイズファイルサイズともに大きいのでご注意ください。


一歩国道を離れると、そこは360度周りは遠くに山を取り巻かれた田園地帯。車も人もほとんど無く気持ちの良いサイクリングでした。


 第二日 サイクリング2

実はサイクリングロードのマップを持っていくのを忘れてしまっていて、記憶と全体マップを見ながらだったので、かっぱ橋というところを通りませんでした。

サイクリングロードのマップはこれです。

このマップも画像サイズ、ファイルサイズ共に大きいのでご注意ください

最初に通ったのが松崎観音堂です。でも、良い感じで走っていたので通り過ぎてしまいました。(~_~;)

続いて飢餓の碑を見、横田城跡では自転車を降りて足元に急に飛び出たかえるに驚いたりしながら山登り。

さらに、阿曽沼公歴代碑村兵稲荷を通り過ぎ、太郎カッパで一休みしました。
その後は、清心尼公の碑とかもあるけど、そちらには行かず、猿ヶ石側沿いのサイクリングコースを通って市内に戻りました。






 第二日 昼食は

遠野の郷土料理にはひっつみというのがあります。旅行に出かけるちょっと前に何故だかTVで遠野をやっててタレントさんが農家でひっつみをご馳走になっていました。要は「すいとん」です。このページの2番目に説明が載っています。またこちらのページの下のほうには写真が載っています。
実はひっつみを調べていたら、吉祥寺にもアンテナショップがあるらしいです。吉祥寺は店の移り変わりが速いですから今もあるのかどうかわかりませんが、今度一度行ってみます。

で、遠野のひっつみを食べたかというと実は食べていません。もうひとつの名物がジンギスカンだったのです。暑い日差しの中サイクリングで汗を流した後は冷たいビールと焼肉に限ります。(~_~;)

ホテルでもらったグルメマップで探しました。

このマップもダウンロードできますが、画像サイズ、ファイルサイズ共に大きいのでご注意ください。


 第二日 昼食はジンギスカン

グルメマップにも駅の案内板にも載っていた「あんべ」という店に行くつもりでした。猿ヶ石側沿いのサイクリングロードは合流する早瀬川沿いの土手にでます。その土手を走っていると、左側にジンギスカンの看板が見えました。自転車を止めてよく見ると、「あんべ」と書いてあります。あそこに見えるよねと言っていたら、通りかかったおじさんが「今日は休みだね」と教えてくれました。残念。
そこで、前日あきらめた精肉店直営の店に行くことにしました。
これが正解でした。「まるまん じんぎす館」という名前の店です。
メニューはカレーやラーメンなどたくさんあります。ジンギスカンのメニューは3種類。「あっさり」「こってり」「ぶつぎり」です。いずれもラム肉です。札幌の××ビール園とか、牧場とかによくあるマトンの冷凍肉を薄い輪切りにしたものとは違います。
「あっさり」はやわらかいラム肉。「こってり」は脂が適度に乗って独特の香りがあります。「ぶつぎり」はラム肉のぶつ切りを岩塩をつけて焼きます。
野菜メニューはシンプルにもやし中心のものと、しいたけやじゃがいもエリンギ等を含めたものの2種類です。
セットメニューは「あっさり」または「こってり」の肉と野菜のセット。それにライスを付けた定食セットです。
あっさりの定食セットを頼みました。
やわらかいラム肉で味は最高、量も十分でした。お勧めです。
こういうラム肉の焼肉は札幌に長期出張してた頃に良く食べましたが、久しぶりに美味しいジンギスカンでした。札幌のラム肉ジンギスカンよりも美味しいかもしれない。



 第二日 盛岡へ

昼食後自転車を返し観光案内所で土産物を見ました。カッパグッズやひっつみのセットがありました。
列車の時間まで40分くらいあったので、ロードマップにあった「カッパの足跡」を探してみましたが残念ながら見つかりませんでした。
時間通り13:26分発の釜石線で新花巻に向かいました。列車は各駅停車の2両編成。学生やサラリーマンなどで結構込んでいてほぼ満席でした。遠野の田園風景、猿ヶ石川の流れ、遠くの山々にゆっくり別れを告げながら列車は花巻に向かいます。
さすがに途中居眠りをしてしまいましたが、遠野はいい思い出になりました。

新花巻では乗り換え時間が10分しかありませんでしたが、14:31発やまびこ51号に乗り換えて盛岡まで一駅12分でつきました。


 第二日 盛岡駅で

盛岡ではまず新幹線の改札を出る前に、さっそく小岩井農場のソフトクリームを食べて一休み。
盛岡駅は東口と西口ではまったく違います。西口は新開発という感じで駅の出口がそのまま大きなバスのロータリーにつながり、マリオンとかいう高層ビルや工事中のビルがあります。でも、他には何もありません。東口は昔からの町で駅ビルの2階につながっており、一階に降りると駅前の繁華街になります。
ホテルのシャトルバスの発車時刻まで1時間以上あったので、まずは、シャトルバスと翌日のバス乗り場の確認をしました。
シャトルバスは、西口のロータリーからでるのですが、案内板が見当たらず、ホテルに電話して確認しました。
翌日の小岩井農場行きのバスは東口の路線バスで乗り場を探すのに苦労しました。時刻表を確認して翌日の予定を考えていると、ボランティア観光案内のおばさんが寄ってきたので、美味しい盛岡冷麺屋さんを聞いたり、バスの確認をさせてもらったりしました。

盛岡駅の一階には「いわて銀河鉄道」の盛岡駅があります。しかし、この辺はやたらと、銀河鉄道だの銀河高原だのイーハトーヴォだのポラーノだのと言った名前が多いです。(~_~;)

シャトルバスは16:00ちょうど発です。


こんなバスに乗って行きます。
この日の乗客は10人位だったでしょうか、さすがに平日なので少ないようです。

 第二日 シャトルバス

ホテルに電話できいたバス乗り場は8番だったのですが、駅の中の垂れ幕にけんじワールド行きバスは9番と書いてあることに後で気がつきました。
出発時間の16:00の5分ほど前にバスは到着しました。9番に止まったので垂れ幕を見て無かったら気がつかなかったかもしれません。一応、バスの窓に行き先と運行時間表が貼り付けてありそれを確認して乗り込みました。
バスは盛岡駅を出ると、雫石川に沿って国道46号(秋田街道)を通り、盛岡インターチェンジを過ぎて行きます。右に曲がると小岩井農場の方に行くところを左に曲がります。
そのあたりには、盛岡手作り村というのがあります。その先は、御所湖という湖のすぐそばを走ります。この湖のまわりには、美術館つなぎ温泉ファミリーランドがあります。
また、御所湖の上流側は湿地帯のようになっており、この辺りに泊まるのも面白いかもしれません。
バスは、御所大橋を渡り鶯宿温泉を目指します。
じつは最初はなんと読むのか分かりませんでした。途中道路の案内板に「OSHUKU」と書いてあり、そっか「おしゅく」と読むのか面白い読み方だな、と思っていたのですがこれも違っていました。「おうしゅく」が正しい読み方です。
でも、おうしゅくで一発で漢字変換されるので、難しい読み方ではないのかもしれません。
バスは鶯宿温泉の入り口にあるけんじワールドに停まります。


 第二日 けんじワールド

けんじワールドは名前から想像するのとはまったく違います。
花巻にある宮沢賢治記念館イーハトーブ館宮沢賢治童話村は賢治の資料や童話などに基づいた施設ですが、けんじワールドは単なるリゾート施設です。
ここにもあるように、ウォータースライダーや全長300メートルの流水プール、波の出るプール。プール内にはサウナ、ジャグジーも備えている。また、同施設内には、銀河温泉「森のしずく」があり、純粋に温泉を楽しみたい人はこちらを。ひのき風呂、ジャグジー、露天風呂などのほか、個室の貸切露天風呂もあり、家族も大満足。無料休憩所、個室休憩所(有料)、レストランも備えているのでこちらも1日中楽しめる施設となっているそうです。
ここでバスから降りる人もいるし、駐車場もかなり車が止まっていました。結構人気のあるところのようです。
けんじワールド、温泉の割引券があります。必要な方はご連絡下さい。
このけんじワールドの横の急坂を登っていくと鴬宿温泉ホテル森の風に到着します。
盛岡駅からは約40分で到着しました。


 第二日 ホテルへ

ホテル森の風はバスの終点になります。ここからさらに別のシャトルバスに乗り継いで宿泊するホテルに向かいます。盛岡からホテル森の風までは朝8時から夜8時まで1時間おきにシャトルバスがでていますが、ここからさらに先には一日5本しかシャトルバスがありません。
今回は乗り換え時間は5分ほどで、最終のバスに乗りました。少し小さいけど同じようなバスに乗り沢内村に向かいます。このバスの乗客は我々二人だけでした。
ここから30分、渓流沿いに走ったりや山伏トンネルを抜けてやっとホテルに到着です。
ホテルはホテル森の風アネックス沢内銀河高原です。
このホテルすぐ横には銀河高原ビールの沢内工場があります。



ホテルのロビーの2階からも通路が繋がっており外に出ないでも行かれるようです。工場を見て試飲できたらしようかなと思っていたのですが、結局ビール工場の方には一度も行きませんでした。
ホテルは、2階建てでその分横に広い作りです。部屋は今回贅沢してメゾネットタイプの部屋にしました。ところが2階の一番端の部屋だったのでロビーからは結構遠かった。和洋室にロフトがついています。ただし、部屋には風呂がありません。大浴場は1階の中央にあります。広くて気持の良い温泉でした。露天風呂も付いています。さすがに森の中にあるホテルですので、露天風呂には虫をすくうための網が用意されていました。(^_^;)
お風呂上りにはさっそく自動販売機でビールを買って飲みました。もちろん銀河高原ビールです。


 第二日 ホテルにて

夕食は6時半からにしました。今回の宿泊プランには「記念日・誕生日・お祝い等、ご本人様にオリジナルワインをプレゼント」というのが付いていました。
妻の誕生日が近いということで頂きました。



夕食は和洋食でそれなりに美味しかったのですが、そんなに凝らなくてもというような料理でした。

夜はホテルでイベントをいくつか用意してくれています。
8時15分からは、ホテルの前庭で親子花火大会。市販の花火セットを配って皆でやります。親子ではないけれど参加させてもらいました。
8時30分からはスターウォッチングin沢内銀河高原ホテルのロビーにおいてあるミードの12cm(くらい)の反射望遠鏡で星空を見せてくれます。肉眼でもきっと天の川がきれいに見えるのでしょう。でも生憎悪天候のため中止でした。残念(ーー;)

9時からはかぶとむし探検隊が出発しました。ホテルの従業員が親子を引き連れて近くの林でカブトムシをさがします。ワインが効いていたので参加しませんでした。成果はあったのかどうかわかりません。
前日のアエリア遠野に比べると見られるTVが少ないしワインの効き目もあって、この夜は早く寝てしまいました。夜中は雨音と雷で何度か目が覚めるぐらい激しい雷雨になりました。

このあたりのガイドマップを載せておきます。画像サイズファイルサイズ共に大きいのでご注意ください。





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