本体以外の新製品

 

 「ゾイド栄光の歴史」では、2001年3月以降の新時代への突入が予告されていた。それをふまえ、本体以外の新製品も、それまでとは違うラインナップが用意されている。

 既に発売済の「ゾイドコレクション」。昨今のカプセルトイや食玩の影響を色濃く受けるミニフィギュアである。バトルカードゲームのコマとしても使用できることを考慮に入れているミニフィギュアは、残念ながら「ゾイドコレクション」全体でのスケールは統一されていないようであるが、1/72ラインの機体をぐっと凝縮する努力の跡の見られる作りである。

 

 このゾイドコレクションに連動した、プレイセット的商品が、ホエールキングとホバーカーゴである。本体とはスケールが合わないため、もちろんパワーユニットは内蔵していない。しかし、手動ギミックを満載した、遊び心一杯の商品である。ホエールキング、ホバーカーゴとも、それぞれ、 いくつかのゾイドコレクションシリーズが同梱され、手にした時から、すぐに遊べるようになっている。こうした小スケールの商品展開をすることで、1/72では出来ない、空母を中心としたディオラマ演出が出来るようになり、ゾイドのソフト面における世界観をふくらませるには良い手助けとなると思われる。

 

 バトルカードゲームでは、コマを同梱しない、カードのみの販売展開も計画され、既存のカードを用いながらコマを使わない新しいルールの導入が計画されていることが告知された。

 

 アニメの「/0」の中では、ゾイドバトルにエントリーするのに必要なデーターを記憶している、IDのような使い方をされていたゾイドギアは、単体の液晶ゲーム機となっていよいよ発売となる。コード番号を入力することで、ゾイドの改造が出来るようなゲームであり、会場では早速試遊出来るような状態が整えられていた。コード番号は、今後の商品やコロコロコミックで紹介があるかも知れないとのこと。

 

 この他、ゾイド関連グッズとして、コップや弁当箱、ビデオ、アニメキャラクターのフィギュアなどが展示されていた。これらは、必ずしも、トミーが直接発売元とはならない商品もあるため、おもちゃショーのトミーブース内においては、あっさりとして紹介であった。

 

 

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