親愛のしるしは攻撃の合図-14 fire!-14

 

 もう1カ所、動きを伝えます。

 尻尾を動くようにします。

 左側のボディーパーツ(装甲パーツ)のみ、尻尾の取付位置を加工します。

 ボディーの左側部品は、ジョイント軸が延びています。この軸をそのままギミック部品の支えに使います。そこで、この軸を円柱状(プラ棒状)に残しながら、パーティングラインにそって切り抜きます。

 尻尾の軸に対して下側のみが開口しているのがわかると思います。

 

 画像では上半分ほどの所に、半円状の切り込みがありますが、これは後の作業で不要とわかったので埋め戻しました。この作業の段階では、尻尾パーツの形状の関係で逃がしが必要と考え半円状に切り込みました。しかし、実際に動きをつないだ所、逃がしが必要なほど大きな動きになりませんでしたので、後の作業でプラ板を貼り付け埋め戻しています。

 

 右側のボディーパーツには、尻尾を取り付ける軸があります。尻尾の取付軸は、ポージングのためきつめになるように処理されています。そこで尻尾を差し込んでもゆるゆるに動くようになるまで、軸を調整します。

 

 左側部品にある、ジョイント軸をギミック部品の支えに使用しますので、可能な限り円柱状にします。 

 部品を加工手順を減らす事、強度確保為に、左側のパーツのみ加工します。そのためこの後のギミック部品の加工は、動きの取り出しを中心から左側にずれた位置になることを考慮した位置を考える必要があります。

 尻尾部品に動きの受取部を作ります。

 パーティングラインが走っているので、部品のほぼ中央位置は容易にわかります。そのうえで前述したように、左側にずらした位置に動きの受取部を接着します。接着剤のみで取付て仮組みして動くことを確認してから、真鍮線を通して補強しています。

 動きの受け口が出来ました。仮組みをして、開口部とぶつからないことを確認します。左右の位置関係、動かしてみて、実際にギミックがつながったときよりも大きく動くようにしておくと、後々の作業がしやすいでしょう。

 

続く next

戻る back