防御が最大の攻撃ならば盾は最強の火器である-5

shield is the lethal weapon-5

 

 キャノンビーム砲本体を加工します。 

 

 キャノンビーム砲本体は、接着した上で合わせ目を全て成形しました。ちょっとした段差も消します。

 キャノンビーム砲の砲口は埋まっているので、平らな部分が無くなるまで開口しました。すると、方向の奥に本体との接合ジョイントが見えてしまいますので、本体のジョイント部分もテーパー状に開口しました。こうすることで、筒ではない砲身、つまり、実弾を発射するのではなく電気的な力をかけて発射する装置である事が演出できればおもしろいなと思っています。

 ビーム砲本体の後ろに、シールドライガーのランナーパーツであるロケットランチャーを後ろ向きにとりつけました。キャノンビーム砲の廃熱装置を意識しています。ロケットランチャーの砲口はそのまま加工していませんので、あまり説得力あるとは言えないのですが、自分の中では、キャノンビーム砲射撃直後に、穴の中が赤くボワーっと光ってゆっくり消えていって熱を逃がしているであろうと、設定しました。それに伴い、不要になったジョイントを削り落とし、パーティングラインも処理しました。よって、シールドライガーMk-2本来のスプリングの取り付けは行いません。

 ブースターパックとアタッチメントの構造をふまえて、エネルギータンクの肉抜き穴を埋めます。

 まずプラ板を貼って肉抜き穴をふさぎます。このとき、ブースターパックとアタッチメントのジョイントを考慮し、穴をふさぐプラ板を厚くしすぎないようにします。しかし、エネルギータンクという設定の演出から、可能な限り厚くしました。部品既存の装飾と違和感無いように成形し、更にジャンクパーツを貼って演出します。

 これを仮組みしますとこんな感じです。

 ビーム砲の砲口が開口されていることがわかると思います。エネルギータンクには、肉抜き穴をふさぐプラ板が、かなりの厚さになっていることもわかると思います。そして、本体への取り付けが、本来の展開ギミックが出来る位置よりも内側に来ていることがわかると思います。この位置であれば、本体にも前肢後肢のいずれの歩行ギミックには一切干渉しませんでした。

 

 

続くnext

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