防御が最大の攻撃ならば盾は最強の火器である-3

shield is the lethal weapon-3

 

 以前から気になっていたところを加工します。

 シールドライガーは、フレームの中、胸の部分に大きな空洞があります。頭をとりつけてしまえば見えなくなってしまう所なのですが、このスカスカ感がいやなので加工することにしました。

 フレーム部品の内側、パワーユニットよりも前側の部分にジャンクパーツを貼り込みます。ここは、場所によって、外側から動力パイプ状の隙間から内部が見えるようになっています。そこで、動力パイプの隙間から見える内部が見えている部分部分は外側に向かって見せたい方向にジャンクパーツを貼って、その裏側に今度は内側に向かって見せたい方向にジャンクパーツを貼ります。内側ばかりに気を使ってしまいますと、動力パイプの隙間からジャンクパーツの見せたくない裏側が見えてしまいかねないので、ジャンクパーツの選択や加工手順を考える必要があります。

 図に従ってプラ板を切り出し張り合わせます。

 1.2mm厚のプラ板を32×27と6×27の2枚を切り出します。2mmののりしろで接着します。前側は、出来るだけ接着剤をはみ出ないように気をつけます。パワーユニット側は、接着後溶接の感覚で、瞬間接着剤を角に流し込んで強度を確保します。出来た部品が壁でありジャンクパーツを貼り付ける台座になります。数字は目安で、最終的には現物あわせですりあわせていきます。

 

 その壁に、ジャンクパーツを貼って、それらしい内部の機器を作ります。伸ばしランナーやプラ棒、ランナーをそのままも使って思いついたままにやっています。

 壁となるプラ板には各所に切り込みが入っていますが、現物あわせの結果です。削り過ぎってしまった部分もあるのですが、組立後は見えなくなってしまうのでそのままで埋め戻しはしませんでした。

 ジャンクパーツで作った内部部品をフレームに内蔵するとこんな感じです。真横から見たときは、フレームから一切はみ出ることの範囲内でジャンクパーツを組み合わせています。

 パワーユニットの直前に部品を仕込むことになるわけですが、ジャンクパーツは、正面から見たとき奥まで機器が存在していることをイメージするような構成を狙ったつもりです。

 仮組みしますとこんな感じです。

 この状態でもほとんど見えなくなってしまうのに、頭をとりつけたら確実に見えなくなってしまう部分です。加工したという自己満足の世界です。改造なんてそもそもが自己満足の世界ですから、今出来る事は全てつぎ込みます。

 

 

続くnext

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