既存部品の加工は終わったので、ここに通すギミック部品を作ります。

 

まず、45mmに切った5mmのプラ角棒、ここに、適度な大きさに切った1.2mm厚のプラ板を3枚張り付けます。横幅は、全て同じにします。一番右側の背の高い部品はおよそ10mm、真ん中のへこんでいる部分は5mm、一番左側最先端の部分はおよそ7mmにしてあります。張り付けは1.7mmの皿ネジで補強してあります。皿ネジなので、ネジヘッドは出ないようになっています。

 

1.2mmのプラ板を張り合わせて、およそ2.5mm厚にした上で、左図の図面に従って削りだしていきます。口の開閉の動きを尻尾まで伝えるには、その間にあるパワーユニットのスイッチを避けなければなりません。この部品を使って、ここで二股に分けることになります。これを5mmのプラ角棒の後端に取り付けます。もちろん取り付けには、1.7mmの皿ネジで取り付けます。

15mmに切った5mmのプラ角棒をやはり1.7mmの皿ネジで取り付けます。こうしてスイッチを避けるわけです。

やはり1.2mmのプラ板を張り合わせ、左図に従って削りだします。図の中の赤いラインは、既存部品との接続ラインです。既存部品の後端がこの赤いラインの所に来るように接続するとこうなります。やはり1.7mmの皿ネジで止めます。

後は、この後端の天板のような部分に、尻尾部品に取り付けたプラ棒に引っかける穴を開けます。左右の位置はもちろん中心。前後は、個体差があると思うのでだいたいの位置を決めて穴を開けておいてから、前後に小判状の穴にして調節するのがよいです。実際、方や水平運動、方や角運動なので、小判状の穴にして、遊びを作る必要があります。

できあがった部品を内蔵するとこうなります。上手くスイッチ部分を避けながら、口の開閉の動力が尻尾まで導かれているのがわかると思います。

シールドライガーの特徴というか、パワーユニットの上側がずいぶんとスカスカだったので、こうしてメインフレームを取り付けても、動力を後ろまで伝えるギミック部品がどんな感じで内蔵されているかわかります。このままスイッチを入れれば、もう尻尾は、口の開閉にあわせて上下に動くことになります。

 

 

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