狙いを定めて-3 stay on target-3

 

 塗装に入ります。

 基本的には、帝国軍の赤を基調にした色にしました。ただし、パーツ単位ではありますが、単純なランナー単位ではなく、目的別の配色にしてみることにしました。

 装甲と思えるパーツや、真上から見える部分となるパーツは、単純な赤で塗装しました。以前からサイカーチスのコクピットまわりと翼の色が異なっていることに疑問を持っていたので、同じ赤に統一する事にしました。

 構造(ボディー)パーツと判断したパーツは、濃い赤にしました。

 本音、ここは何色でも良かったです。せっかくなので、レッドホーンやアイアンコングで用いられていた帝国レッドの再現を狙って見ることにしました。しかし、まだ、一工夫足らないようです。いつか塗装で、あの赤を再現してみようとたくらんでいます。

 足はグレーで塗装しました。成形色では、メタリック系になっていますので、それに近い印象を与える色にしました。

 

 これらに、デカールを貼って墨入れをして、艶消しクリアを吹きます。

 赤に塗装した装甲系のパーツはこんな感じです。赤いボディーに白い文字でナンバリングをしました。

 コクピットはシートを塗り分け、計器のデカールを貼りました。

 構造パーツ類です。ほとんど隠れてしまうので、軽くデカールを貼っています。濃い赤名ので、あまり墨入れも目立ちませんでした。

 6本とも全く同じようにマーキングしました。このため、左右でマーキングが裏返しにずれている印象を与えるようになっています。

 実際のパーツでもそうですが、足は6本とも同じ形をしています。すると設定上も、工場で全く同じ構造同じ機能の足が大量に生産され、最終的な組立工程で、適当にそれぞれの位置に取り付けられた、と想定しました。車のタイヤだって、左前用右前用、なんてわかれてませんからね。よって、マーキングは6本とも同じにしたのです。ただし、後のメンテナンスで足を取り外し、また元に戻したときに、どの足かわからなくなってしまうことを防ぐため、1〜6までのナンバリングを行いました。タイヤはときどきローテーションで位置を変えるべきなどと聞いた事がありますが、ゾイドは生物で歩行することを想定し、位置がずれてしまうと、神経(配線)が上手くつながらなかったり、無意識のクセをなおしていたり、があると考えましたので、位置の変更は有り得ないであろうと考えました。

 もちろんパイロットも塗装しました。

 

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