装飾と塗装
追加ギミックはできあがったので、少し装飾的加工を行います。
背中の装甲パーツ#16部品の排気口を思わせる部分をよりそれらしくしてみます。
まず、裏側をパテで裏打ちします。#16部品の排気口を思わせる部品の裏側には、ボディーとの接続ジョイントがあります。部品を薄くすることになるので、あらかじめジョイント部分の強度確保のため、裏打ちが必要です。
その上で、排気口を思わせる溝にけがき針で溝を作っていきます。そして、デザインナイフを裏返しにして、溝をそれらしいフィンに見えるようにしていきます。
既にご存じの通り、新シリーズのキットの牙は、安全性を考慮して先端の鋭さがありません。なので、きれいに研ぎすまします。
お約束と言えばお約束、それぞれの装備には、全てピンバイスで砲口を作ります。
これで、全ての部品の加工は終了です。いよいよ塗装には入ります。
塗装は、旧シリーズのサーベルタイガーを再現することを目指します。商品としてのサーベルタイガーは、サーベルタイガー量産型の最もオーソドックスな装備であると解釈します。
よって、これら部品は濃い赤系の色にしました。
内部駆動系の部品は、黒にします。
内部駆動系でも、動力パイプを思わせるモールドのある部分は、金属の地肌が見えているような色にしました。
ギミックのために作った部品は、いずれも
内部駆動系部品と解釈して、同じ黒にします。
装備系は、全て単なるシルバーです。
わかりづらいかも知れませんが、画像は全て、墨入れデカール貼りは済んでいます。
もちろんパイロットも塗装します。
以上で全ての部品ができあがりました。後は最終組立です。