俺、Gore?-31  am I Gore?-31

 

 すべての部品の加工が終わり、確認も出来ましたので、塗装に入ります。

 作業中にさんざん触っていますので、一度分解して中性洗剤で洗います。

 洗うと言いましても、接着剤で貼った部品も有りますので、食器洗い用の中性洗剤を溶かした水にしばらくつけておいただけです。

 洗った部品は、乾燥を兼ねながら塗装しやすいように持ち手に取り付けていきます。

 持ち手は、割り箸に針金でクリップをつけて自分で作っています。割り箸を十字に固定したりY字に固定したり部品に応じた持ち手を作っています。

 色は基本的にアイアンコングMk-1に準ずる配色にしました。そのため、成形色と大きく変わる事は有りませんので、サーフェイサーは使いませんでした。

 装甲部品は黒く塗っています。ただし、内部構造部分は塗り分けました。

 今回は、新たにシリコンチューブを導入しました。

 ギミックにまつわる軸に塗料がついてしまいますと、動きのスムーズさがなくなってしまいます。そこで、今まではいちいちマスキングテープを巻いていました。しかし、数が多いのと効率が悪いので、思い付いたのがシリコンチューブで被ってしまう方法です。エアブラシで塗装する限りにおいては、ただシリコンチューブを差し込むだけで十分マスキングが出来ます。

 シリコンチューブの問題点は、径の種類が少ない事と費用が嵩む事です。その対策として考えられるのが塩ビ(塩化ビニール)のチューブです。塩ビチューブの方が径の種類も豊富で安く済みます。しかし、塩ビチューブはプラに融着してしまいます。消しゴムのカスが定規やペン立てなどのプラスチック製品にくっついてしまう事を経験した事が有ると思います。ABSと塩ビの組み合わせで同じようにくっついてしまうのか分からないのですが、塗装に数カ月を要しますので、その間チューブをつけっぱなしにする事を考えますと、ABSと塩ビが融着する不安が有りましたので、シリコンチューブを用いました。

 シリコンチューブは一回きりの使い切りではなく、保管しておけば次の時にも使います。

 カラー塗料を使っての塗装が終わりましたので、デカールを貼ります。

 いつものように手持ちのジャンクデカールを用います。1/72、1/48の航空機モデルの物を多用しますが、スケールもジャンルも関係なく使えそうな物はなんでも使っています。

 デカールを貼り終えたら、クリアを吹きます。

 まず、光沢クリアを6層吹き重ねます。午前1回、午後1回を3日かけて6層にしました。

 その後、墨入れをしましたが、黒い装甲部品はやっていません。黒以外の色の部分のみ墨入れしました。最後に、つや消しクリアを吹いて仕上げます。

続く next

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