俺、Gore?-27 　am I Gore?-27

　ミサイルターレットの裏側に取り付けたクラウンギアと単３電池ボックス内のミニ４駆のギアで作ったシャフト、高機動ウイングの位置関係が決まりましたので、実際に高機動ウイングが動かせるように加工していきます。

単３電池ボックスに開けた2mmの穴を5mmまで拡げます。作業の途中で、高機動ブースターを仮組して、穴が3mm、4mmになった時点で軸を通して貫通と高機動ブースターのウイングの取付位置との確認を行います。

こうして無事単３電池ボックスを5mmのプラパイプが貫通するようになりました。 　画像では単３電池ボックスの蓋が切れてしまっていますが、蓋側に半円の通り道が開いています。完全に固定されていないところに穴をあけようとしますと、片側に力が逃げてしまい穴が歪む可能性がありますので、穴を5mmまで大きくする途中で、何度も蓋を開けて半円が出来ているかの確認も行います。

単３電池ボックスに高機動ブースターを被せても5mmのプラパイプが貫通します。 　作業の途中でも高機動ブースターの仮組は行っているので当然ですが、単３電池ボックスに高機動ブースターを組んだ状態で、5mmのプラパイプが貫通しスムーズに動くようにします。単３電池ボックスの蓋、高機動ブースターと固定しきれない要素が２ケ所ありますので、結果的には緩すぎない程度に5mmよりも大きな穴にします。

5mmのプラパイプには、ギアがついていませんので、横から差し込む事が出来ます。しかし、ギアがつくと横から差し込む事が出来ませんので、組み立て手順を考えなければなりません。

平ギアに繋がるシャフトを5mm軸にします。試験の段階で2mmのプラ棒を使っていましたが、これがうまく行っていましたのでこのまま活用する事にしました。そこで、2mmのプラ棒に外径3mm内径2mmのプラパイプをかぶせて接着、その外側に外径５mm内径3ミリのプラパイプをかぶせて接着しました。この時点では、5mmのプラパイプの長さは長めに適当です。後で、高機動ブースターを仮組し高機動ウイングをとりつけて現物合わせで合わせるつもりです。

組み立て手順を考えた結果、平ギアを通したシャフトは、上からのせて、その後単３電池ボックスの蓋と高機動ブースターを被せるようにして組上げる事にしました。 　そこで、単３電池ボックスの外側にある装飾部分にのみ斜に5mm幅の通り道を切りました。これは画像の状態では斜ですが、アイアンコングの背中にとりつけた状態ですとおよそ垂直になる角度です。これにより単３電池ボックスでしっかりとシャフトを支えます。画像の状態のまま垂直に通り道を切ってしまいますと、アイアンコングの背中にとりつけた時、単３電池ボックスと蓋との両方でシャフトを支える事になります。特に蓋は電池交換の為に開閉する事が想定されますので微妙なずれが生じた場合、引っかかりの原因になったりしかねません。平ギアを通したシャフトは高機動ウイング2枚分の重さがかかる事になりますから、蓋側にも重さがかかるのは好ましくないと考え、完成後の垂直方向を意識しました。

単３電池ボックスの内部も加工します。 　大きく追加したのは、平ギアの受け場所です。ほぼ中央にプラ板の壁を作ってそこで平ギアが左右にぶれないようにしています。 　5mmのシャフトを左右貫通させる事になったので、試験時の2mmのプラ棒の時には気付かなかった干渉箇所も削ります。

平ギアの位置を固定するプラ板の支えは、ギアの厚さよりもかなり余裕を持たせて隙間をつくってあります。隙間の内側の一部にプラ板を貼って現物を合わせしながら、回りやすさを確保しながら左右にぶれないような位置になるまで、貼ったプラ板を削って調整しました。上段画像の平ギアの受け壁の後端に白く見えているのが調整の為に貼ったプラ板です。

ここで、しっかりとスムーズに動く事を確認します。　 　 　 　　 　当然、単３電池ボックスの蓋を被せた状態でもスムーズに動く事を確認します。

続く next

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