俺、Gore?-20  am I Gore?-20

 

 加工した高機動ウイングを高機動ブースターに仮組してみます。 

 高機動ブースターのウイング取り付け部分の裏側を補強します。

 高機動ブースターのウイング取り付け部分の裏側は、梁が成形されていて一応の強度の確保がなされています。今後の加工を考えますとその梁だけでは強度不足が想定されますので、プラ板を積層するように貼付けて、外装と馴染むように整形します。

 画像は、当たり前ですが、高機動ウイングに取り付けた重りがぶつかってしまうので、このままではウイングの可動範囲が限られます。

 高機動イングを高機動ブースターのに仮組したところ、重りの天板側、高機動ウイングの外側を向いている側に厚みがあり過ぎることが分かりましたので、プラ板の厚み分だけ削ることにしました。

 プラ板のあつさ分だけ削り、丸い真鍮線の隙間を埋めます。

 

 一応確認。完成時にはこの形になります。

 重りがついている分見栄えは悪いのですが、完成後は見えない事にします。

 

 このままでは、高機動ウイングの重りがぶつかってしまうので、せっかく閉じた肉抜き穴ではありますが、重りの分だけ最小限の開口をします。

 

 何度も原物合わせを行いぶつからないことを確認しながら開口します。同時に高機動ブースターの裏側に成形されている梁にぶつからなくなるまで削ります。ルーター、デザインナイフ、やすり、手持ちの道具を駆使しました。

 

 高機動ウイングの内側に重りを足していますが、その分だけ余分に開口する必要があります。

 高機動ウイングに足した重りもすっかりおさまるようになりました。

 

 この後、開口部の直線を出したり、角の直角を整えます。

 高機動ウイングに足した重りがどこにもぶつかることなくスムーズに動くことができるようになるまで開口し、形も整えました。当然ですが、左右とも同じ加工を行います。

 

 これで重りのついた高機動ウイングも、もともとの高機動ウイングと同じだけの可動範囲を確保することができました。

 

続く next

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