俺、Gore?-12 am I Gore?-12
高機動ブースターのノズルの加工を行います。
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高機動ブースターのノズルの内側にはピン跡が思いっきり出ています。 当初は、ピン跡の段差を埋めて終わりにしてしまおうかと思いましたが、悩んだ末、これを全て削り落とす事にしました。左の画像は、段差を無くした跡の状態です。 |
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この手の加工には、デザインナイフが活躍しますが、ランナーから作った道具も使っています。 ランナーを半円状にした平ら面に何種類かの番手のサンドペーパーを適度な幅に切って、瞬間接着剤で貼り付けて簡易ヤスリにしています。使うのは主に先端部分なので、サンドペーパーを貼り付けた反対側をダイヤモンドヤスリで削って、マイナスドライバー状の形状にします。目詰まりしたら、サンドペーパーの反対側からまだダイヤモンドヤスリでサンドペーパーごと削り落として、はさみで先端を切り落として整えます。そんな風に使っては削って切り落としてをくり返してどんどん短くなっていく簡易ヤスリですが、ランナーの廃品利用で作っていますから、抵抗無く使いきれます。ランナーより太い部分は、サンドペーパーをプラ板に貼ってからランナーに貼っています。 |
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デザインナイフ、ランナーで作ったヤスリを駆使して、ピン跡も削り落とすことが出来ました。 |
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左が加工前、右が加工後です。ピン跡の有無がわかると思います。 どうせ高機動ブースターは、背中に背負って、かつノズルは下向きなので、ほとんど目には入らないところですが、少なくとも外部露出している部品なので加工しないわけにはいきません。 |
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もう一つのノズルのピン跡も処理し終えました。道具を工夫したつもりではありますが、部品の内側で加工しやすい場所とは言いがたいので、けっこうな時間がかかりました。 |