ギミックの加工　

　デスザウラーは、背中の荷電粒子インテークファンがあります。よって、小型版デスザウラーであるイグアンを作るにあたって、特徴的ギミックを背中に持ってくるように加工します。イグアンに装備を追加しないでギミックのみ追加するとなるとここしかないと言うのもありますけど・・・・・・

まずは、背中パーツの取り付け軸に、長さ3mm程度の1.2mmの真鍮線を接着します。ピンバイスで適度な穴を開けておいてから、真鍮線を差し込み接着します。

その真鍮線に、長さ6mm程度のニューム管を差し込みます。 最近は、ニューム管はあまり見なくなりました。真鍮パイプでもプラパイプでも入手できる素材で加工可能です。

ゼンマイの捲き軸に、厚さ1.5mmに輪切りにした5mmのプラ棒を接着します。もちろん、中心からずらしてカムとします。足パーツ腕パーツを意識しながら、既存のギミックに干渉しない位置に接着します。

　図面に従って、ギミックパーツを作ります。

　1.2mm厚のプラ板を、左図に従ってきりだします。形が異なるモノ各々１枚ずつ切り出します。これを2mmのプラ角棒を補強材にしながら画像のような形なるように接着します。

円形部分から上に伸びている部分にも2mmのプラ角棒を接着し、上に向かって薄くなるように削ります。

　図では、穴の内径は3mmとなっていますが、のちの部品加工をふまえ、現物あわせをして、必要な大きさまで拡大します。

外装パーツの加工を行います。イグアンでは、機構上このフレーム状のパーツが外装パーツとなります。この右側外装パーツの後ろ側のゴムキャップを止める穴（矢印部分）を1.5mm程削ります。この削った分が、先に製作したギミック部品のためのスペースとなります。 　 　ここで、ワッシャーを作ります。2mmのネジ用の金属ワッシャーを、3.5mmのドリルが通るまで穴を大きくします。

そして、これらを全て組み上げます。すると、ゼンマイの間機軸の回転に合わせて、背中の部品が開閉します。

　さらに腕を取り付け、全てのギミックを確認します。

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