高機動ウイング-4 wings-4

 

動きの取り出し-2

 試作品を用いて動きを確認しながら、どこまで動きを伝える必要があるのか考え、形を引き出します。その結果、以下のような形にすることにしました。

 1.2mmのプラ板を図の形に切り出します。

 まず、図の形をプラ板に書き込みます。その後、その線の外側2mm程度の位置で大まかに切り取ります。ノコギリを使ったり、ドリルで連続して穴を開けてその穴をつなげたりします。その後、ヤスリでその形になるまで削って整えます。

 整形後○の部分には、3mmのプラ棒を1.7mmの皿ネジで止めました。

 これを実際に装備するとこんな感じになります。

 この時点で、更にしっかりと動きを確認し、ぶつかって干渉してしまう部分は削って調整します。

 なお、画像では、既にミサイルを装備するハードポイントが切り落とされています。ここは、後に3mmのプラ棒をシャフトとして貫通させます。

 更に歩行のためのギミックパーツとボディーパーツを装備するとこんな感じです。ボディーパーツにはなんら加工をすることなく、作った部品が伸びてきます。しかし、歩行のためのギミックパーツは、一部に干渉が見られたため、一部削って調整をかけました。

 こうして、ゼンマイが動くと新たに作ったギミックパーツが上下するようになりました。

 

 

次へnext

戻るback