毒針-5 poison-5 

 

装備を動かす-3

 ロングレンジガンが動くようになりましたので、更に取り出した動きを伝えていきます。

 尻尾を取り付けるためのパーツ#16を加工します。

 画像の矢印の部分にある筋状のモールドを削り落とし平らにします。

 左図に従って、1.2mm厚のプラ板を削りだします。

 あらかじめ大きめに切り出しておいて、ヤスリで図の形にまで調整していきます。図では、穴があいていますが、これは後ほど、現物あわせで位置を決めますので、とりあえず、まずは形に切り出します。

 部品を切り出した後に、上端部分に長さ10mm程度の3mmのプラ棒を取り付けます。画像を確認して、プラ棒を取り付ける方向を間違えないで下さい。プラ棒の取り付けは、画像では見えない裏側から1.7mmの皿ネジを通して固定しています。

 また、画像では穴があいていますが、ここは後ほど現物あわせで位置を決めます。画像は、作業を確認しながら行った関係上、既に穴が空いています。

 ここまで作った部品を、尻尾のジョイント部分に接着します。この時に、プラ板に開ける穴の位置を決めます。穴は、ジョイントに差し込んだときに干渉しないような位置であり、ジョイントで固定されてしまうのではなく、ぐらぐら簡単に動くように余裕を持った大きさになります。

 出来上がった尻尾を本体に取り付けます。

 まずは、本体を普通に組み立て、ロングレンジガンを取り付けます。そして、その後、尻尾を取り付けます。

 原理はこんな感じです。

 まず、ゼンマイの捲き軸についているカムが、ロングレンジガンを動かします。左側のロングレンジガンが上を向くと、ロングレンジガンの後ろ側に伸びているバーが下がります。この時に、尻尾につながっているギミック部品を押し下げるために、尻尾の先端が前側に倒れ込んできます。

 実際に歩かせてみて、動きを確認します。バーが長すぎて、足に干渉してしまう場合は短くします。その他の干渉、動くけれども余分な力が加わっていそうなところは調整をかけます。

 

続くnext

戻るback