祭だ祭りだまつりだ-10 we love festival-10

 

 ギミック改造の済んだトレーラー部にも装飾的な作業を行います。 

 溶接アームとマジックハンドに手持ちのジャンクパーツを貼り付けました。

 関節部分は、何となくアクチュエーターっぽくしたつもりです。ゾイドの既存のアクチュエーターの演出は、一つの部品の中で完結してしまっているため、そのまま駆動する部品に置き換えたとしても、機能するわけではありません。それと同じ方法で、機能しないことがわかっていても、それっぽく見えるような演出をしてみました。

 給油塔とそのベースの部品も装飾します。

 給油塔の足下のベアリングを車輪として用いている部分は、プラ板を箱組みして隠してしまいます。

 連結器まわりに、車体が存在しているような演出をします。

 かといって、床面のベース板ときっちり組み合うように隙間を無くしたわけではありません。貼り付けたジャンクパーツの隙間から、向こう側が見えてしまいます。車輪と干渉しない程度に、そして薄い床板だけではなく、車体があることが演出できる程度にしかなっていません。

 

 シャーシーもそれっぽく作りました。

 車輪やギアに干渉しないようにプラ板を切って、ジャンクパーツを張り込んでいます。そのため隙間だらけです。実際のところは、シャーシーの高さとキャタピラの高さが一致してしまっています。そのため、もしキャタピラだけにしたら地面にずってしまいます。トレーラー部は、おもちゃ的にはキャタピラは装飾で実際には車輪でギミックが確保されているので、シャーシーも明らかな演出です。車輪の分だけ車体が浮くので、シャーシーがずってしまうことはありません。

 作業車輌にも装飾を施します。

 車輪は、手持ちのジャンクパーツの中に、ぴったり同じ大きさの丸モールドが有ったのでそれを貼っただけで、回転するようには加工していません。

 加工の終わった全ての部品を組み上げ、改めて動かしてみます。

 既存のギミックは当然、加工したトレーラー部の動きも全て確認します。

 

続くnext

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