グランチュラ |
- |
Gurantula |
共和国 |
型式番号 |
RMZ-04 |
シリーズ |
580 |
タイプ |
<クモ型> |
発売 |
- |
全長 |
- |
定価 |
- |
全高 |
- |
オペレーション |
ゼンマイ |
全幅 |
- |
ライト点灯 |
- |
重量 |
5.2t |
使用電池 |
- |
最大速度 |
295km/h |
部品点数 |
- |
乗員 |
1名 |
ゴムキャップ |
4 |
搭載ビークル |
無 |
主成形色 |
白・黒・グレー |
主要目的 |
格闘戦・偵察・特殊工作 |
キャッチフレーズ |
- |
ギミック |
- |
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その他 |
- |
装備
装備名 |
搭載数 |
特徴 |
マクサー20ミリ砲 |
2 |
コックピット下部に装備 |
ワイヤー射出機 |
1 |
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パイクラーエレショット |
1 |
コクピットの動きに連動 |
緊急用ブースター |
8 |
腹部下部に装備 |
スラスティングギア |
8 |
最先端部にスラスタを内蔵している |
特徴
軽量なボディーと自在に動く足を生かして空間探査機に改造されたグランチュラを更に行動能力をアップさせたタイプ。 もともとは、空間探査機の延長線として前線偵察を目的とした開発であった。偵察という単独行動になることから、機動力のアップのために、最大の特徴である8本の足の伸長が計画された。足の伸長は、より複雑な地形への対応を可能にし、それまでの足では越えることのできない地面の亀裂や崖を乗り越えられるようになり、より敵に発見されにくい地形を選択しながらの行動が可能となるように考慮された。 偵察という目的から、生還は絶対の条件であった。そのため計画の途中から、腹部に緊急用のブースター8基の装備が決定したことにより、空中での安定性が課題となった。もともと飛行可能ゾイドでないグランチュラなので、空中でのバランスをとる手段が思うように得られず、その打開策は、自在に動く8本の足に向けられた。足の最先端部分にスラスタを内蔵し、噴射しながら向きを変えることで、空中に逃れた場合のバランスを取ることになったのである。足の最先端部分は、スラスタノズルと全体重を支える役割を担うため、本来このクラスのゾイドに用いられることの少ない、超硬鋼で作られることとなった。同時に着地の際に衝撃をやわらげるため、サスペンションが強化された。 完成したグランチュラは、パワーユニットに変更ないまま足の改造を行ったため、最高速度、巡航速度はオリジナルのグランチュラを下回ることとなった。しかし、オリジナルのグランチュラでは越えることのできない地形を走破し、必要に応じて緊急用ブースターを用いるなど、偵察機としての能力は高く評価され、前線では「ハイレッグ」と称されるようになった。 実際の偵察で帝国軍ゾイドと遭遇したハイレッグが、超硬鋼で作られた足の最先端部分を帝国ゾイドの装甲に突き刺し内部につっこんだままスラスタを点火して、帝国ゾイドを行動不能に陥れたという報告が届いた。この戦訓を生かし、グランチュラの格闘戦型ゾイドへの用途拡大と、それに伴う大量の前線配備の必要から、スラスティングギアの量産を可能にするために構造を簡略化したタイプのハイレッグの開発が検討され始めている。 |
掲載バトルストーリー
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左は、改造したグランチュラを、オリジナルの足部品と同じ様な足の角度に曲げてみた状態です。すごく、大柄なゾイドに感じます。グランチュラの足の短さは、歩くというゾイドの特徴を演出しようとした結果でしょう。そのため、小じんまりしていて、パッと見の見た目のかっこよさが薄らいでいたのは否定できないと思います。そこで、ゲームショーでグランチュラが発売されると知ったときから、足を長くする改造を行おうと計画していました。実際の改造に入るために用意した部品代だけで3000円近くかかっています。プラパイプはバラ買いをしなかったので、半分以上余っていますから、それをもう少し厳密に計算すれば、もう少し安くなるでしょう。
もともと580円のゾイド。それがたまたま1000円で手に入り、その改造のために3000円近い部品代をかけたわけです。4000円も払えばサーベルタイガーとシールドライガーを買ってもおつりが来るのです(当時は消費税はありませんでした)。改造とは贅沢な遊びだと思いました。にもかかわらず、これだけ部品を余らせてしまっているのですから、贅沢に更に輪をかけているかも知れません。
しかし、現在は、ゾイド全盛期には手に入れることができなかったであろう細かい部品が色々発売されるようになっています。今この時代だからこそゾイドを改造して楽しむ事ができるのではないかと思いました。「改造して楽しむおもちゃゾイド」という演出での再販がされればと思います。
ヒップアップ体勢。場合によってはパイロットの直接の視認も必要でしょうから、こんな体勢になることもあるでしょう。
多足メカの魅力は、不整地でも本体を水平に保つことができることです。1円玉を使って試してみました。
足に筋が入っているのがわかりますか? 他の画像ではわからないのですが、これを演出したかったのでわざわざ5ミリのプラパイプを48本もいちいち角をとるように削ったのです。塗装する前はほとんど目立たなかったので、余分な作業であったと後悔しましたが、塗装後は見事に読み通りの仕上がりになりました。