いよいよ本体の組立に入ります。

 

まずは、メインフレーム部品の内側を加工します。

R9部品の内側には、口の開閉ギミック用の部品を支える軸がのびてきています。この軸の先端部分には、丸いピン跡があります。そのため、まわりの部分との親和性が悪く、個体によってはバリが出てしまっています。この先端部分は、部品を保持しながらも滑りやすくなってなければならないので、紙ヤスリできれいに削ってなめらかにします。今回は、まず240番のヤスリで削り、その後1000番と1500番のヤスリで磨いて、最後に木のへらで全体をなじませました。ギミックにかかわる部分なので、何度も指の腹でなじんでいるかを確認しながら作業を進めると良いです。

オフィシャルによると、ゾイドは部品を手でもぎ取っても、ギミックに干渉しないように考慮しながら部品のレイアウトを考えていたとのこと。だが、ガンブラスターは、唯一それを考え忘れた、もしくは部品の形の都合上どうにもならなかったモノなのかも知れません。

ガンブラスターは、後ろ足から取り出した動力で前足、口の開閉ギミックを行います。そのため口が開閉しないというだけで歩かなくなってしまいます。改造を行わないにしても、ガンブラスターを組み立てるのであれば、ここだけは手を加えることをすすめます。

 

R9部品の内側の加工も終わったので、パワーユニット、ガトリング砲ギミック部品二つ、口の開閉ギミックを内蔵しフレームを組み立てます。

既に確認済みの通り、この時にもともとの3連部分から取り出した動力が新たに加えた4軸に確実に伝わるようにギアをかみ合わせます。

シールドホーン部品、コクピットまわり、後方警戒レーダーまわりを組み立てます。

足を組み立てます。もっとも生産工場っぽいイメージになったところです。

本体には外枠(アーマー)、足にはバンパー(?)と取り付けます。

まず、作った下段のガトリング砲ユニットの4軸に、それぞれ砲身を取り付けます。

後は、既存の3連ローリングキャノン砲を組み立てるだけ。

 

そして・・・・・・・

設定

 ついに数年来の夢がかないました。初めてガンブラスターを見たときから、なんで全ての装備を回転させるようなギミックにしなかったんだろう、とずっと思い続けてきたのです。

 いつもの通り、実際の作業はすべてがすべて上記の手順では進めていません。毎日2・3時間ずつ作業をして4週間かかりました。最近エポキシ系接着剤を多用するようになりました。仕事から帰ってきて、夜9時から2時間くらい作業して続きは翌晩となると、6時間の硬化時間があれば十分次の日に作業ができるからです。

 今回の改造のために、色々なギアを試しました。そのため、数時間かけて加工したものの、使うのをやめたギアがいくつもあります。

 ギミックを意識して改造するのに、ミニ4駆用の部品が重宝することを改めて感じました。繰り返し主張していますが、ゾイド現行時に比べて、今の方が色々な手頃な部品が手に入りやすくなっています。今この時代こそ、ゾイドを改造するのにふさわしい時代になったと思うのですがどう思いますか?

 

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