ガトリング砲の砲身部分の作成に入ります。

 

既存の、回転しない砲身のメッキパーツをいくつにも切り取って、ガトリング砲の砲身を作ることになります。

ミニ4駆用のローラー部品の緑のモノを平らな円盤状にします。そして、縁は丸いままではなく、直角に切り落としたようになるまで削ります。更に、テーパーリーマーで穴を適度に大きくします。穴の大きさは、黒いギアの軸にしっかりとまる大きさです。もちろん上記画像では、右が加工前、左が加工後です。

一部に穴を開けます。この穴に、1.7mmの皿ネジが通るようにします。

 

砲身のパーツから一部をきりとります。

こんなふうに固定します。もちろん接着剤を使います。ネジはあくまでも補強用です。砲部品のどの部分をどのように使うかはユーザーの決めることです。要は、この緑の円盤の外側にはみ出ない大きさでありさえすれば、どんなガトリング砲でも装備できるようになるのです。

このままでは、1軸に2砲身と寂しいガトリング砲なので、2mmにプラ棒と3mmのプラパイプにキッチン用のアルミテープを巻いて、二つをつなげただけの砲身をいくつか作りました。

台座に2mmの穴を開けます。ここに補強用に2mmのプラ棒を差し込んで、アルミテープを巻いて作った砲身を接着します。作った砲身の長さをバラバラにすると、ガンブラスターらしくなります。こんな緑のローラー部品に取り付ける砲身を二つ作ります。

 

今度はグレーのローラーを同じように平らにして、角を直角にして、茶色のギアにとまる大きさの穴を開けます。

やはり、1.7mmの皿ネジを止める穴を開けます。グレーのローラーは大きいので、4つ穴を開けました。そしてしっかり接着固定します。やはりこれも4砲身にします。グレーの円盤からはみ出さえしなければよいので、好きなガトリング砲を作って下さい。

必要に応じて切らざるを得なかった部分には、適度な大きさに切ったキッチン用のアルミテープを貼ります。

 

先ほどと同じ要領で、2mmのプラ棒と3mmのプラパイプとアルミテープで作った砲身を3本束ねて接着します。そのうえで、中心に2mmのプラ棒を差し込みます。これは、砲座のピニオンギア部分に取り付けるガトリング砲になります。

 

全ての部品が組みあがりましたので、塗装します。円盤状の部分は艶消し黒で塗りました。アルミテープを貼った部分は、クリアイエローにクリアを混ぜてもともとのメッキ部品と同じ様な色になるように調整してから塗りました。ゾイドでは、メッキ部品は嫌われるのですが、今回はあえて、ギミックのみの改造にこだわったことと、ガンブラスターの別称「黄金砲」という名前を更に不動なモノにしようと思ったので、元からの色を重視してみました。

 

今回作った部品の全てです。個々の部品は接着していますが、これより先の組立には一切接着剤は使いません。「分解組立が可能なゾイドの特徴を残しながらの改造」を考えてみました。

 

続くnext

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