荷電粒子砲を動かす

 

ガル・タイガーの主要兵器は、超小型荷電粒子砲。腰部の連装砲が回転するようになるのであれば、こっちこそ動かさないわけにはいかないでしょう。

 

まずは、1.2mm厚のプラ板を適当な大きさに2枚切って、エポキシ系接着剤で張り合わせます。もしくは、3mmのプラ板を2mm強の厚さまで削りこみます。

その上で、図面に従って、ヤスリで削りだしていきます。丸くなっている部分は試しながら削っていきます。(図面の数字は適切ですが、形は適当です)

できあがったモノは、口の開閉ギミックにつながる部品に取り付けます。1.2mm厚のプラ板を張り合わせたあとで、このギミック部品と同じ厚さになるようになるまで、サンドペーパーで削るとより良いです。

本体上半分パーツの口のギミックの真上部分に穴を開けます。中心よりも少し右よりの位置です。

するとこんなふうに、口の開閉にあわせ押し部品が出てきたり引っ込んだりするようになります。

超小型荷電粒子砲に2mmのプラ棒が通って楽に動くくらいの穴を開けます。同時に砲身よりもかなり外側に広がっている部分の左右を削ります。荷電粒子砲は、本体の横幅よりもかなり細いので台座がかなり左右に広がっています。口の開閉ギミックは本体の右よりの部分に仕込まれているので、後に荷電粒子砲を右寄りに取り付けるようにします。

オレンジのビニールチューブを用意します。左は太いビニール紐のようなモノ、右はビニールパイプ。両者は材質は同じです。まずパイプ状の方を荷電粒子砲の長さに合わせて切ります。紐のような方をムギ球の分だけパイプ状のモノよりも短く切ります。その上で差し込んで、更に反対側にムギ球を差し込みます。

荷電粒子砲の内側にアルミテープを貼って、ライトギミックを仕込みます。所詮1.5ボルト単3電池一本で光らすので、光量を稼ぐためにアルミテープを貼りましたが、あまり効果もなく、ボヤーッとかろうじて光っていることがわかる程度にしかなりませんでした。

裏側の一部にプラ板を貼ります。この部分が、本体のギミックに押されて荷電粒子砲を上下させることになります。

荷電粒子砲を右寄りに配置させるので左側が空いてしまいますから、もう一つビーム砲を装備することにしました。3mmのプラパイプにピンバイスで穴を開けます。放熱口です。

2mmのプラ棒を差し込んで先端を適度にとがらせます。反対側には、5mmのプラパイプを取り付けます。

5mmのプラパイプの部分を削って、左右の幅を3mm強にまでします。その上で、2mmのプラ棒が通る穴を開け、荷電粒子砲に支えられるように、軸を小さな軸を取り付けました。実は、このビーム砲は、せっかく作ったのですが後で切ってしまいます。そして、荷電粒子放線用の排熱装置という設定にしてしまいます。

荷電粒子砲を上下させるようにしますので、従来固定するための台座を完全に切り取り、代わりに適度な長さに切った3mmのプラパイプを固定します。もちろん左右の部品で同じ位置になるように調整しながら作業します。

お約束というか、エアインテークと思われるようなモールドの部分は切り抜きました。

とりあえずここまでの状況で仮組みしてみました。

この時点で、連装ビーム砲はグルグル回転しますし、超小型荷電粒子砲は上下に動きます。

 

 

続くnext

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