スケールは大きいのにギミックは小さい-12 

little gimmick-12

 

 コックピットの加工を始めます。

 いわゆる計器パネルの部品。

 ゴーレムは、モニターが再現されています。このうち、二つの丸いモールドは、裏側にジョイントのピンが出ているため、モニターの再現がされていません。そこで、まずは、ジョイントピンを切り取り、しっかりと穴に合わせてくり抜きます。

 いわゆるゴーレムの目の外側部品です。

 この部品は、計器パネルの部品と合わせることで、麦球の入っている発光部を収納します。しかし、その接続面は、外側部品は全て角が出ているのに対して、計器パネルのパーツは角が丸み帯びて作られています。そのため両者をはめてしまいますと、合わせ目で違和感が出てきます。ここでは、外側部品の接続面全体にプラ板やプラ棒で一段高さをつけることで、コックピットの内部と外部の境目を際だたせることで、外側なの角張りと計器パネルの丸みのある角は、別物と強調することで無用な違和感を無くすようにしました。

 

 ここが大事です。コックピットパネル部品を止める、ジョイント受け側は、半円分切り取ります。

 

 いわゆるゴーレムの目。中に麦球が入っています。

 ゴーレムの目の外側部品のジョイント部分を避けるためにアールに逃げている形状部分の一部を切り抜きます。

 

 別途、3mmの透明プラパイプを適度な長さに切り取り、一方を竹槍状にします。竹槍状にした方と反対側は、垂直に切り取り、手持ちの透明プラ棒で詮をし、形状を整えます。様は光ファイバー端っこにするわけです。これを二つ作ります。これで光を通しながらジョイントのピンの役割をさせます。

 

 ここまで作った物を組み立てます。

 電球の入っているゴーレムの目を外側部品に差し込みます。そこに計器パネルを重ねて、二つの穴に透明プラパイプで作った部品を差し込みます。当然竹槍状の斜めに切った部分を内側に向けます。

 すると、計器パネルの2カ所の丸いモールドにも麦球の光が届くようになりました。ボヤーッとした光は、電球を使っているおもちゃ所以のあきらめどころです。弱い光ではありますが、これでコックピットのパネルらしきモールド、全てを光らせることが出来ました。

続く next

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