スケールは大きいのにギミックは小さい-11 

little gimmick-11

 

 フレーム兼ボディーパーツを加工します。

 ラリーカーをモチーフとしていると思われる、腕や足の付け根の内側にもジャンクパーツを貼り込みます。左右で対称になるようなパーツの選び方をしました。

 当然ですが、ジャンクパーツを貼るときはパワーユニットから延びている腕や足のためのクランク軸よりも長くならないように気をつけます。

 胸の装甲で隠れてしまう部分にもジャンクパーツを貼ります。ここは、あえて必ずしも左右対称にしませんでした。

 腹から背中のエンジンにかけて延びている蛇腹状のパイプには大きく肉抜き穴が空いています。ここは、ランナーを熱でその形に近くなるように曲げてから、肉抜き穴の大きさに合うように削って押し込み、それでも残る隙間にはパテやプラ板を差し込んで固着してから、成形します。同時に、パーティングラインも処理します。

 仮組みしてみます。

 このとき、ボディーパーツを挟み込んで止める部品が、しっかり奥までおさまるように、部品側ボディー側の結合部分を削って調整します。

 当然、パワーユニットは、すんなりおさまります。

 

 パワーユニットの電池のカバーにもジャンクパーツを貼りました。

 胸の装甲の内側にもジャンクパーツを貼ります。

 ボディー側に貼ったジャンクパーツと胸の装甲の内側に貼ったジャンクパーツがぶつかってしまわないように気をつけます。実際、ある程度作業が進んでから、装甲の内側とボディー側でジャンクパーツどうしがぶつかっていることに気づいたので、削って調整したところもあります。

背部のゴーレム戦士がのるステップ。

 

 

裏側にジャンクパーツを貼りました。

 

続く next

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