最後の砦 goalkeeper -2

 

 既にこの時点で、ゴジュラス本体は問題なく組立が済んでいるとして作業を進めます。今回の改造では、本体には改造らしい改造は行っていません。いかに、武器を追加するかのみを考えました。

 

装備その壱 -1

 「装備その壱」は、まったく同じモノを二つ作りました。

 図に従って、プラ板を切り出します。(尚、いずれの図も、数字は適切ですが、形はおおよそです。)

 

 作業は、まず、1.2mmのプラ板を張り合わせ、2.5mm厚にします。その上で図面をそのままプラ板に書き込みます。その後、ノコギリで、図面よりも外側を大まかに切り落とします。最後にヤスリでその図面の通りになるまで形を出していきます。

 画像は、上がノコギリで切っただけのモノ。下が作業を終えたもの。上から下になるまで、およそ7時間かかりました。作業は、仕事を終えて毎日2〜3時間しかやらないので、3日ほどかかったことになります。この時、電動工具を買おうと誓いました。

 

 出来上がったモノです。つまるところ、二つ作っているので、14時間かかっているわけです。

 

 ここに、45mmに切った5mmのプラ角棒を2本張り付けます。色の違う部分です。幅12mmの所に10mmのプラ角棒となるので、上下に1mmずつスペースが空きます。

 

 およそ、37mmに切った5mmのプラ角棒を楔上の切り口を作って、L字型にして接着します。これを既に作った部品に張り付けます。強度確保のため、2mmのビスとナットを用いてあります。

 

 長距離キャノン砲(ゴジュラスキャノン)を2セット用意します。

 普通に組み立てた長距離キャノン砲の基部となるゴムキャップを止める軸を削り落とします。もちろん作業は組み立てる前に、軸を切り落とし、切り口はしっかりと成形しておきます。

 軸を切り落としますと、そこには成型時のヒケを押さえるためのピンのための穴が残ります。この穴を3mmまで広げます。後で、ここにビスを通します。

 裏側には、このように六角ナットを入れます。ナットはしっかりと接着剤で固定されています。ナットは厚みがあるので、パテで固定するのも良いでしょう。

 こうして加工した長距離キャノン砲を、ペースに取り付けます。

 もちろんビス止めしてあります。キャノン砲の基部部分は3mmのビスで、砲身の部分は、しっかり位置決めをしてから、2mmのビスとナットで止めてあります。

 出来上がりはこんな感じです。

裏側はこうなっています。

 

 これで、長距離キャノン砲連装ユニットが出来上がりました。

 

 

続くnext

戻るback