夢の実現-8 dream come true-8

 

装備するには?-4

 左側のクレーンにも、同じようにギミックを装備します。基本的な概念は、左右対称なので変わりません。裏返せばそのまま流用できます。

 まず、クレーンにD点となる部品を取り付けます。

 5mmのプラ角棒を2本接着し、強度確保を考えビスで架線柱から作ったクレーン部品に取り付けます。トラス構造の部材を避けてネジ止めしたため、長めのプラ角棒を用いました。その上で、5mmのプラパイプを取り付けるため、3mmのネジの通り道を作りそれぞれ接着します。

動きを伝えるギミック部品を作ります。

 基本概念は、図の通り。この通りプラ板を切り出して、裏返して使えば、問題なく使用できます。

 クレーンに使用するギミック部品は、角張るように作ることにしました。お情け程度にジャンクパーツを張り付けました。

  

 右側、#13同様、#8の#6との接続部分にある、スペーサーのようなワッシャー状の厚みを削り取ります。

 これらを一度組み上げてみます。

 #6をメインフレームの所定の軸に差し込みゴムキャップで止めます。#6の#8との接続部分に作ったギミック部品を差し込み、その上で、#8を指定通りに取り付けます。その後腕を普通に組み立てます。クレーン部品をキャノン砲用のマウントに差し込みながら、ギミック部品を差し込みます。ギミック部品を差し込んだら、Rキャップで止めます。

 これで、腕の動きにあわせて、クレーンが上下するようになりました。

 

 ソフト面での説得力を持たせるため、クレーンの横には、クレーンオペレーターのために、共和国軍共通コクピットを取り付けました。

 ゴムキャップの中にポリジョイントをねじ込んで、コクピットに耳にあたるような位置にあるハードポイントと接続することで取り付けます。本来であれば、下の方が見えるように全面ガラス張りにすべきですが、改造機という演出と共和国軍らしさを狙いました。

 

 クレーンにはチェーンをはってフックを取り付けました。

 チェーンは、クレーンの柱の先端に、ただ取り付けただけで、長さが変わると言うことはありません。クレーン先端部分は、自由にチェーンが動くようにしてあります。このため、クレーンが下がったときとには、クレーン先端とフックまでの距離が最短となり、クレーンが上がったときには、クレーン先端とフックまでの距離が最長となります。実際にチェーンの長さが変わっているわけではありませんが、動いているっぽくみえるようにはしてみました。

 これで、背中の長距離キャノン砲用のマウントに装備をとりつける事が出来ました。

 

続くnext

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