夢の実現-7 dream come true-7

 

装備するには?-3

 図に従って、プラ角棒を切り出します。

 5mmのプラ角棒を2本張り合わせ、長さおよそ16mmで切ります。すると、5×10×16のブロックが出来上がります。このブロックをひたすら図の形になるまでヤスリで削っていきます。

 ブロックの形が整ったら、図の○の位置に、長さ8mm程度の3mmビスを入れます。反対側にビスが伸びますので、ここには、適度な長さに切った5mmのプラパイプを通すように接着します。

 出来上がった部品を、キャノン砲用のアームの先端部分に取り付けます。もちろん固定にはビスを用いました。ここでは、12mmの2mmビスを用いました。

 こうして出来上がったのがD点です。ただし、このD点は、キャノン砲用のアームとの固定の関係上、辺ADの長さは15mmよりも長くなってしまっています。できるだけ辺ADの長さが15mmになるように、工夫できることは工夫することをおすすめします。

 キャノン砲用のアームのBキャップを通す部分の内側には、本来Bキャップでしっかりとホールドされるようにするために、凸モールドがあります。これを削り取って、Bキャップを差し込んでも、確実に動くようにします。

 前項でせっかく作った部品でしたが、組立を行おうとしたら、既存パーツに干渉してしまうことが判明しました。そこで、このパーツを二つに切り放して、他のプラ板をあてて、既存のパーツに干渉しないようにしながら、ギミック部品の機能を満たすことの出来る形を探っていきます。何度か試験を繰り返し、左の画像のような形にする事にしました。この形を、図面になおします。

 繰り返し試した形を図面になおします。大事なのは、二つの穴の離れ具合と、曲がり角度です。

 この基本形を元に、画像のような部品にしました。

 角を丸めてありますが、二つの穴の距離や、部品の曲がり具合などは、図面の形と同じです。

 まず、1.2mmのプラ板を必要な形に切り出します。その上で、ディティールアップパーツを張り付けました。

 裏側は、熱して曲げた5mmプラ棒をサンドペーパーに押しつけるようにして削って半円状にして貼り付けました。

 

 これをゴジュラスに装備します。

 #6をメインフレームにとおしてBキャップで止めます。#6の#13との接続部分に、プラ板で作った部品を通します。その上で#13を普通にBキャップで止めます。キャノン砲用のマウントにキャノン砲用のアーム部品を取り付けます。この際に、アームに取り付けた軸にプラ板で作ったギミック部品を差し込みRキャップで止めました。

 するとこんな感じになります。

 

 これで、腕の動きにあわせて、キャノン砲用のアームが前後するようになりました。アームが前後すると言うことは、アームに取り付けるキャノン砲は上下することになるわけです。

 

続くnext

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