夏休みの自由研究-2 free theme research-2 

 

 各パーツの整形が済んだので、新たな動きを追加するために、加工をします。

 翼のパーツの根本に真鍮線を差し込みます。おおざっぱな図ですが、水平に対して斜めになっている翼のジョイント部分に対して。少しだけ曲げた適度な長さの1.5mm系の真鍮線をさし込み接着します。位置は、胴体パーツの翼の支えの真ん中のちょうど抜けている部分に真鍮線が通るようにします。

 これを胴体パーツに取り付けます。そして、干渉しないように真鍮線の長さを調整します。現物あわせです。

 図に従って、1.2mm厚のプラ板を切り出します。2枚用意します。これを適度なスペーサーを噛ましてカマを開閉させるためのギミック部品に取り付けます。スペーサーはおよそ1.7mm程度です。取り付け位置は、ギミック部品の太さの変わっている部分から1mm程前側です。取り付けには、1.7mmのビスを用いました。

 胴体パーツです。プラ板で作ったギミック部品と干渉してしまう部分を削ります。

 ギミック部品を仮組みします。プラ板で作った部品が翼の支えの間を通り抜けるようにします。更に翼の部品を取り付け、プラ板の形、真鍮線の長さを調整していきます。

ゼンマイを取り付けず、動きを確認します。動きがスムーズで無い場合は、ここでしっかり調整します。

その上で、ゼンマイで実際に動かしてみます。やはり動きがスムーズでない場合は、しっかり調整します。

更に足を取り付け、歩行しながらもギミックが機能し、負担がかかっていないか確かめます。

これで、ダブルソーダーは、カマを開閉させながら翼を開閉させる事が出来るようになりました。

 

続くnext

戻るback