前線の大道芸人-6 front line performer-6 

 

取り出した動きの表現

 前頁までに、ゾイド・ディメトロドンの背びれの前後に合わせて3ヶ所の回転軸の取り出しが出来ました。ここから、取り出した動きを表現していきます。

 まずは、背びれの後ろ側に取り出した2ヶ所の回転軸に、回転を表現するための台座らしい形を作っていきます。

 とりあえず、この状態で回転を確認しながら完成後の形を想像できる最低限の状態となりました。

 用意したのは、ガチャガチャのカプセルと手持ちの何かしらのプラモのジャンクパーツです。

 

 

 要は、3ヶ所の回転軸には、全てパラボラアンテナを装備するつもりです。大中小3つのパラボラアンテナで、長距離、中距離、短距離の3つのレーダーと設定しました。

 透明のカプセルのため見づらいのですが、ジャンクパーツを用いて焦点部分の受信アンテナも形にしました。

 ちなみに、背びれ後ろ側の台座は左右でギア比が変えてあります。

 作ったレーダーを装備します。一番大きなレーダーは背びれの前に、中小のレーダーは背びれの後ろに装備することになります。

 この3ヶ所の回転軸は、真上から見たときに全て同じ方向時計回りに回ります。しかし、全て異なるギア比となっているため、回転の速さが異なっています。長距離レーダー部がおよそ8秒で1回転、中距離レーダー部がおよそ4秒で1回転、短距離レーダー部がおよそ2.7秒で1回転します。レーダーの使用目的によりパラボラアンテナの大きさが異なり、それにあわせて回転の速さも異なる事を表現したかったわけです。

 

続くnext

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