前線の大道芸人-5 front line performer-5 

 

動きの取り出し-3

 ゾイド・ディメトロドンの背びれの後方部分に設けた動きの取り出すギアへの装備を考えます。

 

 

 まずはプラ板に適当に穴を開けて、試作品を作ってみました。これにより、取り出された動きの早さやギア比の確認を行います。

 ギア比は、本来計算して出す物でしょうが、見た目の印象が大事なので、適度なスピードで回っているな、と感じることの出来るギア比を選択、要は手持ちのギアから選択すると言うことです。

 ゾイド・ディメトロドンの背びれの後方に取り付けられるジョイントパーツです。これには、ハードポイントがついていましたが、武器の装備は想定していないので切り落としました。同時にパーティングラインの処理も行っています。画像の通り、裏側の肉抜き穴は、プラ板でふさぎました。

 ギア比とジョイントパーツへの取り付けを検討の結果、こんな形にプラ板を切り出すことにしました。

 これに、ミニ4駆用のギアとクラウンギアを接着した物を取り付けます。ギアとクラウンギアは、接着時に強度確保のため、0.7mmの真鍮線を4本貫通させてあります。取り付けには、2mmのナベネジを用いました。もちろん、ギアは固定ではないので、くるくる回るようになっています。

 その上で、ジョイントパーツに固定します。ここは強度確保のため2mmの皿ネジで固定してあります。

 

 そして、本体に仮組みしてみます。

 うまくギアがかみ合って、いることを確認します。

  

続くnext

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