最終組立

 

いよいよ、完成へ向けての組立です。

本体フレームにパワーユニットを仕込んで、C型ジョイントで左右のフレームを固定します。

足を取り付けます。これでもう歩くようになります。

あらかじめ組み立てておいた首を取り付けながら、腹部品を取り付け、首を前後させるギミックをしっかりと仕込みます。

甲羅部品を取り付けると同時に主砲、そして対空砲用のギミックパーツを仕込みます。甲羅部品をジョイントでしっかり止めてから、ここでしっかりギミックの連動を確認します。もしここで動かないなんて事があるのであれば、一度分解して、再度組立てなおしです。あとで、ややこしい取り付けとなるレーダーをつけてしまってから気づいたのではストレスたまりますから、この時に必ず一度はゼンマイを巻いて下さい。

 そして、左右の甲羅側面のパーツを取り付け、対空砲を取り付けます。対空砲の取り付けはギミックの連動を考慮して、主砲が上を向いているときに水平となるような取り付け方をします。

 最後に、ピンセットでピニオンギアをつかんで後部ハッチから差し込み、レーダーパーツを所定の位置に差し込むと・・・・・・

設定

出来上がりです。カノントータス・コーストガード仕様。

 ちょっと甲羅部分の色が濃すぎたせいで青が上手く出ていないのですが、青系のカノントータスの完成です。色が上手く出ていないせいで、レーダーだけ色を塗ったカノントータスと言われてしまっても仕方ないのは認めます。それに、外見的装飾を行っていないので改造していないように見えてしまうのも仕方ないのも納得しています。しかし、ゼンマイを巻いて動いたら、主砲・対空砲・レーダーと3カ所動きが加わっていますから、なかなか見応えあります。

 カノントータスのパワーユニットは力がないせいで、ノーマルに組んでも思うように動かない、という話も聞いたことがあります。しかし、このカノントータスは、ゼンマイをめいっぱい巻けば、4回は主砲の上下運動をします。また、ゼンマイのギミック部品とのかみ合いが良ければ、5回主砲の上下運動をすることもあります。その意味では、あまりパワーユニットに大きな負担をかけることなく、動きを取り出すことに成功しているのではないかと思います。

 

 完成して何度も動かしているうちに、動きに見慣れてきます。すると、もともとからカノントータスに装備されていてもおかしくないギミックであった、と思いはじめています。全ての動きが首の前後運動に連動しているから、よけいにそんなふうに感じてしまうんだとは思います。そんなことも考えてしまうから、よけいに、装飾的改造をしていないと、本当にこれでゾイドの改造といえるのであろうか? なんて思うジレンマに陥ってしまうわけです。

 トミーさん、改造コンテストに「ギミック部門」を作って下さい。でなかったら、審査の時にギミックを披露するチャンスを下さい。賞はとれなくても良いんですけど、改造されたゾイドの特徴を理解した上で賞を逃したのか、理解してもらえないままで賞を逃したのか、そこがわからないのが、どうも・・・・。機会ありましたら検討願います。

 

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