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□ADSL導入記□

 ADSLを導入したいと思っていろいろとやって,やっと開通しました。Asahi-net ADSL-8AオプションというNTTコミュニケーションズ系列のアッカネットワークスが回線を提供するADSLで,電話とは別回線を用意するタイプ2です。ISDNで契約している電話番号を変更しないために,こういった手段をとりました。

 ADSL「未」導入記にも経緯は書きましたが,間にAsahi-netとACCAとNTT東日本が絡んだために,既設の未契約回線の利用がうまく伝わらない,伝言ゲームに1ヶ月を費やしました。

 結果的には,8Mbps接続サービスを選択しただけの満足のいくスピードが出ています。ADSLモデムの計測で5.6Mbps,いくつかの速度測定ホームページで確認したところ5Mbps前後となっています。速度測定のホームページの統計情報を見ると,ACCA8Mのケースとしては極めて良好な速度のようです。

 まあ,SFCの研究室でLANに接続した日本最高レベルの速度を知っているので,この速度に驚くようなことはありませんが,それでも自宅で実現できたことに感慨があります。特に,入居当初の公団工事事務所とのやりとりでケーブルテレビ接続によるブロードバンドを断念しただけに,やっとという気もあります。

 ADSLモデムは,8Mbps接続サービスでは全てレンタルでルータ型を送ってきます。NECと富士通の2モデルがあるそうですが,私には富士通のADSLモデムルータという型番の無いものが送られてきました。あとでACCAのサポートページを確認するとNECのモデルはいろいろとファームウェアのトラブルが発生しているようです。また,富士通の方がDMZの設定ができるなど機能的にも優れているそうです。
※DMZ:セキュリティ対策上のテクニックで,外部公開するサーバを指定できるもの。
※追記:実はブロードバンドルータのDMZは全ポートをフォワーディングする機能を指し,高価格ファイアウォールルータの外部公開用サーバを分離するDMZゾーンとは似て非なるものと判明。

 とりあえずストリーミング系のサービスは全くコマ落ち無しでストレスがありません。FTPのダウンロードスピードも快適です。

 いくつか,ADSL常時接続環境でやりたいと思っていることがあります。

と,まあこんなことです。


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