第１０話「飛び入り温泉麻雀」

お久しぶりのまりです。年末最後のイベント温泉旅行に行ってまいりました。 女の子４人で湯河原温泉だったのですが、せっかく４人居るのに麻雀できるのは私だけ。 仕方ないので、みんなにオイチョカブやチンチロリンを教えて、 マイルドに金をまきあげて、機嫌良く寝ることにいたしました。 （計画的にトランプとサイコロ持参なの。フフ）

寝る前に深夜の露天風呂につかって湯上り美人約一名、 廊下を歩いていると、どこからともなくジャラジャラジャラーと甘美な響きが！ どこの部屋だーー。探しました。探しましたとも。間違いない。この部屋ですわ。 入り口には某有名会社御一行様の札が貼ってある。 お酒も大量に摂取していたので、怖いものはなにもない状態。

「こんばんはー、仲間に入れてくださーい！」

「え？！誰？誰？」

「まーまー細かいことは気にしないで、レートは？あ、そう。じゃよろしくね」

普段、めったに麻雀やらない真面目なサラリーマン達は、ちょろかった。 自分が天才になったような気分になりましたよー。でもね、ちょっと失敗もしたの。 手積みだったので、いい気になって積み込みのマネゴトしようとしたら、頭が悪すぎて、 配牌が全部トイメンに行った。 自爆！！うーん、最近、雀鬼のビデオの見すぎですね。