まりの麻雀日記


第4話「怒涛のチョンボ街道」

同巡の「」をロンしてしまってからの私といえば、罰符地獄にハマってしまった。 天運だけはあるらしくて、つっぱりまくっても振り込みは少ないのだけど、 罰符で点数がなくなる。なんという不条理。と、言うよりは注意力散漫。 一つのことしか考えられない単純さ。

そんな時、私に大チャンスが巡ってきた。 ドラは4ピン。アンコで持ってるのよー。くすっ。 待ちはペン3ピン。確実にテンパッてる。 間違い無い。でも場を見たら3ピンが残り1枚なのよね。待ち薄いよねー。

それでも親につきリーチだいっ。

その後いきなりドラの4ピンを持ってきて「カン!」。カンドラはイーピン。 ひえー、ドラ5。裏のっちゃったらハネマン?バイマン?どーしよー。 しかもさ、その頃「カベ」ってやつに気づきつつあったので4ピンカンだから、 ラス1の3ピンは出やすいと思ったね。頭いいー。成長したね。

みんなビビって降りまくり。ふふふ。 ところが3ピンは出てこず。 「持って来い!持って来い!」と気合ツモ。 でも残念ながら流局になったのでした。

「ねー、ねー誰が持ってたの?山の中にあったのかなぁ。 見てよ。この待ち。ラス1の3ピンなんだけど」

そこでメンバーさん冷静に「違いますね。ここにあります」 とドラ表示牌を指さした。

「純カラリーチでマンガン払いですね」

またなのねーーーー!! ナゼなんだーー!どうして私は目の前に堂々とあるドラ表示牌を見ていながら、それは数に入れてないんだー。 自分で自分の頭の構造が限りなくあやしいと思った。 さらに、つづく...。